波取り競争に参加する

テイクオフ成功の法則



波取り競争に参加する

混雑したポイントでみんなが波待ちしているところよりずっと手前にいるビギナーの方がよくいるものですが、あれは逆に非常に危険ですのでぜったいにしてはいけません。これはサーフィンEブックの冒頭に書いてあることですが、ビギナーの多いポイントよりも上級者の多いポイントの方がよっぽど安全なのです。上級者は危機回避能力がすばらしいので、板をぶつけてくることはまずありませんから。なぜ初心者がそういう上級者のたくさんいるポイントを敬遠したくなるかといえば、その理由は次の二つでしょう。

 

 

 

 1.怒られそうで怖い

 

 2.ぜんぶ波を取られてしまいそう

 

 

 

怒られるのはルールがよくわかっていなかったり、マナーを守っていなかったりするからです。基本的なことを押さえていれば、とやかく言われることはありません。ビギナーがよくやってしまうのは、誰かが沖から乗ってきてその進路を邪魔してしまうことです。これが怒られてしまう最も多いケースですので、これさえうまく対処できるようになれば大丈夫です。

 

 

当たり前だと思われるでしょうが、サーフィンは波があるからできるスポーツ。人が多いとついついその”当たり前”を見失ってしまいがちです。波はよくないけど人が少ないところより、人が多いけど波はいいところを基本的にはチョイスした方がいいと思います。波取り競争に参加することはとっても大事です。 競争が緊張感を生み、緊張感が早期上達を促すのです。



コンテンツ
乗りすぎるサーファー
波に乗る回数が多いことを自慢げにしている人も中にはいますが、こういう人は勘違いしちゃってるんですね。
サーフィンを始める年齢
まだ20代なのに、サーフィンを始めるにはもう遅いと思っている人がいるのには驚いてしまいます。サーフィンはいくつになっても始めることができるものです。
ウエットスーツの中に小便
「ウエットスーツの中にオシッコしてもいいんですか?」というのは初心者の方からけっこうよく聞かれる質問です。
ローカルサーファー
ローカルがいるポイント、いないポイント。ローカルがビジターに対して寛大なポイント、厳しいポイント。場所や土地柄によってその差はかなりあるようです。
外国人サーファー
韓国人が日本でサーフィンすると、これはこれでトラブルになりやすかったりします。まさか韓国人だとは思わないからです。
前乗り、ドロップイン
みんな前乗りが悪質なルール違反であることは知っているはず。しかし、ポイントの混雑状況を鑑みれば、その悪質度合いは相当に軽減されて当然?
ロングボーダーの勘違い
ネットを徘徊すればショートボーダーがロングボードを中傷する書き込みを多く見かけます。しかし、そうなってしまう本当の原因はロングボーダーの意識にあるのだと思います。
まずは上級者がマナーを守るべし
上手い方が前乗りするのはOK...みたいな風潮ってありますよね。海外では特にそれが強いのかもしれませんが、日本でも少なからず暗黙の了解があります。
ノーリーシュを考察する
サーフィンは立派なスポーツに育ってきています。その見本となるべきプロ選手が「必ずリーシュを付けましょう」という基本的なルールを破ってしまっているのはいかがなものかと思います。

 
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