外国人サーファー
白人サーファーに対するコンプレックスを我々日本人、というか有色人サーファーは持っているような気がします。白人、特にそれがブロンドの髪だったりすればなおさらです。そもそも、一般的に日本人はブロンドの白人を羨望の眼差し(まなざし)で見る傾向があります。それは同じ白人であっても赤毛や茶系の髪の外人ですからそうなのですから、いたしかたないことでしょう。一見してブロンドの外人さんの約9割は脱色しているといいますから(ヒラリー・クリントンはその代表)。
そういうわけで日本にいる白人の外人さんはアジア諸国の外人さんとは別格の待遇を受けていますが、その流れでサーフィンやられたら大変に困ってしまいます。一人で入っていればまだしも、それが数人で入ってきて英語でペチャクチャやられた日には周りにいる日本人サーファーは委縮してしまうのです。それをいいことに、ますます図に乗るというか。サーフトリップで日本に来ていて、まるでローカルのような顔をしている彼ら。地元の日本人サーファーはまったく視界にない風な素振りで波チェックしてたりします。
右の写真は宮崎の有名なリーフブレイク。昔よりも形が悪くなったと言われていますが、その雄大なスウェルはまだまだ海外にも引けを取りません。
このあたり一帯はリーフブレイクの宝庫ですが、駐車スペースが少ないためにビジターを受け入れるだけのキャパがないのです。ローカルサーファーは地域住民の方々に気を使いながら車をとめていますが、ビジター、特に白人さん達はマナーが悪いとのこと。
右は宮崎で最も有名なサーフポイントの正面にある青島パームビーチ・ホテルです。なんとなくイーグルスのアルバムジャケット(ホテル・カリフォルニア)を彷彿させるでしょう。宮崎は韓国と観光協力関係にありますが、ここにも韓国からの旅行客が多く宿泊します。 そして彼らは、生まれて初めてサーフィンに遭遇するのです。
韓国人が日本でサーフィンすると、これはこれでトラブルになりやすかったりします。まさか韓国人だとは思わないからです。ルール違反のビギナー韓国人サーファーを日本語で怒るわけですが相手は理解できませんし、突然の宣戦布告と見なされでもしたら大変です。
- 波取り競争に参加する
- 波はよくないけど人が少ないところより、人が多いけど波はいいところを基本的にはチョイスした方がいいと思います。
- 乗りすぎるサーファー
- 波に乗る回数が多いことを自慢げにしている人も中にはいますが、こういう人は勘違いしちゃってるんですね。
- サーフィンを始める年齢
- まだ20代なのに、サーフィンを始めるにはもう遅いと思っている人がいるのには驚いてしまいます。サーフィンはいくつになっても始めることができるものです。
- ウエットスーツの中に小便
- 「ウエットスーツの中にオシッコしてもいいんですか?」というのは初心者の方からけっこうよく聞かれる質問です。
- ローカルサーファー
- ローカルがいるポイント、いないポイント。ローカルがビジターに対して寛大なポイント、厳しいポイント。場所や土地柄によってその差はかなりあるようです。
- 前乗り、ドロップイン
- みんな前乗りが悪質なルール違反であることは知っているはず。しかし、ポイントの混雑状況を鑑みれば、その悪質度合いは相当に軽減されて当然?
- ロングボーダーの勘違い
- ネットを徘徊すればショートボーダーがロングボードを中傷する書き込みを多く見かけます。しかし、そうなってしまう本当の原因はロングボーダーの意識にあるのだと思います。
- まずは上級者がマナーを守るべし
- 上手い方が前乗りするのはOK...みたいな風潮ってありますよね。海外では特にそれが強いのかもしれませんが、日本でも少なからず暗黙の了解があります。
- ノーリーシュを考察する
- サーフィンは立派なスポーツに育ってきています。その見本となるべきプロ選手が「必ずリーシュを付けましょう」という基本的なルールを破ってしまっているのはいかがなものかと思います。