JPSA(日本プロサーフィン連盟)
JPSAとは、日本プロサーフィン連盟(Japan Pro Surfing Association)のことです。昨日ご紹介したNSAが日本のアマチュアサーファーのための団体であるのに対して、こちらはプロサーファーのための団体であります。現在のところ登録者数は、男子ショートボードが162名、女子ショートボードが50名、男子ロングボードが138名、女子ロングボードが8名となっております。
大会は毎年5〜6戦のようでして、そのうち1試合は海外(バリ島)で開催されています。選手は別に全試合に出場する必要はなく、自分の都合のいい試合だけを選ぶことができます。年間成績は出場した上位5試合の合計点だそうです。
そこで...
JPSAチャンピオンが日本最強なのかといえば、そういうわけではありません。プロサーファーの最終ステージは世界にあるので、世界を舞台に戦っている日本人選手はJPSAにまで参戦できません。
日本プロサーフィンの危機
JPSA日本プロサーフィンツアー2007総集編です(⇒)。ネットで調べるかぎり、この2007年シリーズを最後にDVDは制作されていないようです。そういえば、サーフィン雑誌もこの年を境にして次々と大手出版社が廃刊を決めています。相次ぐ老舗サーフィン雑誌の廃刊は世界のサーフィン情報がインターネットでもっ...
頑張れ日本人プロサーファー
ASPジャパンツアー、韓国チェジュ大会はたった2日間で全ヒートを終了しました。開催地、そして賞金の魅力を今後もっと上げていかないと出場選手の数は増えていかないでしょう。冠スポンサーは大手のスポーツ用品店なのですから、ここは太っ腹で優勝選手には200万円くらいは出してほしいところです。優勝はオーストラ...
サーフィン大会でビデオ判定
これ、何だと思いますか。古いカラーテレビの箱ですが、実はこの箱の中にはサーフィン大会のジャッジ(採点)で使うビデオセットが入っているのだそうです。サーフィンも今やビデオ判定の時代なんですね。で、よく見るとこの箱には「一ノ瀬セット」って書いてあります。「一ノ瀬」というのは女子プロサーファーの一ノ瀬さゆ...
プロサーファーへの道
プロサーファーを目指す日本のキッズサーファーたち。画質が悪いので波に乗っているのが誰かよくわかりませんが、上手さはじゅうぶん伝わってきます。この中に村上瞬という今最も注目されている子(撮影当時14歳)がいて、今年JPSAのプロトライアルを受けているのですが...2013年の開幕戦(バリ島クラマス大会...
2013年のツアー総括
JPSAの第2戦、伊豆下田大会の決勝で8.75のエクセレントスコアを出した大野マー選手の演技。あの超ショボイ波にもかかわらず大会が強行されたせいで、他の選手たちは3点とか4点を出すのが精一杯だったのに...これで大野修聖(マー)プロは数年ぶりに帰ってきたJPSAで2連勝。第1戦のクラマスではあのビッ...
大野マー vs. 中村拓久未
2013年のJPSA第5戦(茨城さわかみ杯)決勝は、すでにグランドチャンプが決まっている大野マーと最年少(17歳)で決勝進出となった中村拓久未の戦いとなりました。上は中村拓久未が7.50ポイントを出した演技。試合中盤までに7点台を2つ出し、大野マーを残り1分までリードしていたのだが...大野マーはこ...
叩かれるNIPPON選手
この曲「NIPPON」は椎名林檎がNHKから依頼を受け、サッカー番組のテーマとして書き下ろされたもの。しかし、ザックジャパンが大敗してしまった今のブラジル大会では歌詞が空しすぎて聞くに堪えません。そもそも、この曲の歌詞は発表当初から賛否両論だったのですが...万歳!万歳!日本晴れ 列島草いきれ 天晴...
プロサーフィンの賞金を増やすために
女子ゴルフの国内メジャー大会、コニカミノルタ杯で最年少優勝を成し遂げた鈴木愛プロ(徳島県、20歳)。「愛が藍に勝った!」というスポーツ新聞の一面記事には最初???でしたが、この「藍」は宮里藍プロのことでした。なるほど。ゴルフの若い女子選手を見てて思うんですが、ショットでは必ずヘソを見せますよね。これ...
JPSAにウェイティング期間はない
千葉マルキで行われた女子JPSA第6戦は、台風17号による巨大スウェルを制して野呂玲花プロが今季初優勝を飾りました。上の画像は人差し指を突き上げて喜びを表現するレイカ。波はダブルオーバー、そしてインサイドはスープ地獄。そんな過酷なコンディションの中でよくぞ頑張ったとまずは褒めたい。その上で苦言を呈す...
世界を周る若手プロたち
JPSA(日本プロサーフィン)のシーズンが終了し、若手プロ選手たちの多くは世界に旅立っています。上はASPの世界ジュニア大会(ポルトガル)、女子ラウンド初日ダイジェストです。エボラが世界を震撼させる中、外国に出向いて数多くの外国人と接触するのは勇気のいることと思います。それでも世界を周るからには、そ...