JPSA(日本プロサーフィン)

テイクオフ成功の法則



JPSA(日本プロサーフィン)

日本には日本人専用のプロツアーがあります。JPSAがそれであり、ツアーに参加するには(基本的)に日本国籍とプロライセンスが必用です。プロライセンスを取得するには、年に2回ほど開催されるプロトライアルに合格しなければなりません。

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JPSAに復帰した 大野修聖

バリで突然JPSAに乱入した大野マー選手。今日はR1に出場し、他の日本人選手とのレベルの違いを見せつけました。上のキャプチャー動画はマーが8.75ポイントを出した演技です。大野マー選手もかつてはJPSAで戦い、グランドチャンピオンになりました。そしてその翌シーズンから世界に飛び出していったのですが、...

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基本の技に立ちもどれ 辻裕次郎

JPSAクラマス大会のラウンド2では、大野マー選手といっしょに世界(WQS)を転戦している辻裕次郎がエアリアルを連発していました。上のキャプチャー動画がそうなんですが、着地で成功したのは一つもありませんでした。エアリアルという技は飛んだだけではダメで、しっかり着地できなければポイントになりません。裕...

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前田マヒナ、JPSA参戦の理由

昨年、ハワイのサンセットビーチだそうです。彼女の名は前田マヒナ(14歳)。ハワイの日系2世でして、両親はサーフィンのためにハワイ(ノースショア)に移住しました。日本人もハワイで生まれ育てば世界に通用するサーファーになれることを証明してくれそうな逸材です。その彼女が今、JPSAの第1戦(バリ島・クラマ...

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JPSA女子ロングボードを分析する

これは2013年のJPSAロングボード開幕戦(クラマス大会)。女子の優勝は昨年度ランキング3位の田岡なつみ選手(18歳)です。上のキャプチャーは準決勝での彼女のライディングなのですが...比較のため、昨年ランキング8位だった林未来選手(30歳)のライディングがこれです。この演技にジャッジは4.00ポ...

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ユージン・ティール 魅せるロングボーダー

2013年、JPSA男子ロングボード開幕戦(クラマス大会)で優勝したユージン・ティール選手のライディング(4.80ポイント)。点数は伸びませんでしたが...これぞロングのサーフィンといった華麗なノーズライディングを見せてくれました。ノーズに立ち、背中を大きく反らせるポージングがそれです。ロングボーダ...

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還暦のロングボーダー 藤井辰緒

2013年、JPSAロングボード開幕戦でのライディング。藤井辰雄プロは宮崎で最も上手いロングボーダーです。なのですが、なんとお孫さんが5人もいらっしゃるのです。1958年生まれの55歳。本物プロサーファーの中ではたしかに最高齢ですが、プロサーファーとしては特に高齢というわけではありません。でも、孫が...

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JPSA女子ショートボードの現状

2013年JPSA第4戦、新島オールジャパンプロが本日終了。男子優勝はまたもや大野マーで、これで開幕4連勝となり、残る2試合を待たずして今年のグランドチャンピオンはほぼ確実です。上は決勝ヒートスタート直後、6.75ポイントの演技です。もっと見たい人はこちら。一方、女子の優勝はディフェンディングチャン...

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JPSAジャッジの盲点

JPSAの最終戦(千葉鴨川)が本日終了し、男子優勝は田中英義プロでした。ここまで5戦無敗の大野マーをガチンコ勝負で破ったのですからその喜びは最高でしょう。たしかに英義プロの演技は大野マーを凌駕していたように見えるのですが...英義プロはこの演技(8.75ポイント)で大野マーを突き離し、勝ちを決定づけ...

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ロングボードの真の実力

JPSA第1戦クラマス大会/女子ロングボードで優勝した植村未来のライディング。特に派手な演技ではありませんが、この「なんでもない演技」が他の選手にはできませんでした。吉川広夏もそこそこのライディングをしましたが...女子の決勝ではこれくらいのセットが入ってきていたのに、男子決勝になったらいきなり波が...

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野呂玲花のサーフィンを考察

2014JPSA女子ショートボード第1戦、クラマス大会。野呂玲花は昨年末から世界中のサーフポイントで修業を積み、満を持して本大会に臨みました。そのルックスの良さから日本人女子では最多のスポンサーが付いていますが、もちろんサーフィンの実力も重要なので、その真価が問われた試合でした。しかし、ファーストヒ...

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形骸化する日本プロサーフィン

2014年JPSA女子ショートボード第1戦、クラマス大会で優勝したのはハワイ生まれハワイ育ち、アメリカ国籍の前田マヒナ(16歳)でした。基本的にJPSA(日本プロサーフィン連盟)には日本国籍を持つ者でないとプロ登録できないのですが、両親が日本人ということ、そして世界アマチュア大会で目立った活躍をして...

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大会で横に走るだけは何点なのか

これはJPSAクラマス大会の女子プロトライアルに出場した選手の演技。いわゆる「横に走っただけ」のサーフィンなのですが、これで何点が出たと思いますか。約4フィート(ダブルサイズ)という大きな波なので...2.00ポイントがつきました。これが腰腹の普通の波だったら1ポイントもつかないのだろうし、そんなレ...

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プロは量産されるのか

2014年JPSA第1戦クラマス大会で行われたプロトライアルで6.50ポイントを出した児玉椋(宮崎県)の演技。彼はここ数年プロトライアルを受け続けていますが、もう一歩のところで涙を呑んでいます。そうした中で迎えた2014年は合格条件が見直され、「プロが量産される」と言う人までいるのですが...はたし...

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ミスJPSA

JPSA第2戦、伊豆大会の女子ファイナル。ここまで勝ち上がったのは大村奈央(21歳)、水野亜彩子(21歳)、野呂玲花(19歳)、高橋みなと(20歳)の4人。いやいや...今回ほど女子のファイナルが華やかなのは初めてです。ミスJPSAを選んだら、間違いなくこのメンツになるだろうと思われる4名だったので...

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プロサーファーの「引退」

JPSA第2戦、伊豆大会をもってプロ引退を表明していた今村大介さん(47歳)。ラウンド5で敗退したその瞬間、30年近いプロ生活に終止符を打ったのです。この今村プロの引退劇はたくさんのサイトやブログで報じられましたが、「引退」という言葉の核心に迫ったものは一つもありませんでした。というのは...実は今...

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サーフィンの試合は波取り合戦

JPSA第2戦、伊豆大会男子ファイナルの顔ぶれ。この4名の中から念願の初優勝を勝ち取ったのは仲村拓久未だったのですが、ヒート終了間際に逆転優勝を狙う辻裕次郎とまるでコントのようなシーンを演じてしまいました。それは...問題のシーンがこれ。これだけ見た人は「サーフィンで相撲ですか?」と笑うことでしょう...

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募金で世界に挑戦する

野呂玲花プロ(19歳)はフランス、スペインで開催されるASPのスターイベント・サーフィン大会に出場するための支援金を募っています。これをサポートしているのはアレ!ジャパンという組織なのですが...調べたところ、NPOなどの、いわゆる非営利機関ではありません。その母体はサイバービジョンコンサルティング...

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アマチュア(素人)とプロの違い

女子JPSA初優勝に歓喜する宮坂莉乙子プロ(18歳)。1つ上の姉、桃子さんもJPSAのトッププロですので、前回の流れで言えば日本人最強のサーフィン姉妹ということになります。この大会はコンディション悪化で途中打ち切りとなったJPSA第3戦、田原オープン(今年8月)の続きとして先日開催されたもので、台風...

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プロになった日南ボーイ

数年前、NHKの地方番組で「宮崎熱時間 波乗りオヤジと高校生の日々」というのがありました。宮崎のゴッドファーザーこと川畑龍一さんが九州各地のヤングガンを集めて一つ屋根の下で育て上げるというもの。中でも期待していたのは地元、日南生まれの橋秀平くん。その彼が、2015年JPSA田原オープンのラウンド2...

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JPSAの大会は誰でも出場できる

愛知県の伊良湖で開催されるJPSAの田原オープン。ところで、この「オープン」って意味知ってますか。なんでこの大会には「オープン」が付いているのでしょう。ゴルフやテニスの大会では、よくこの「オープン」が付いていますね。全米オープンとか、全英オープンとか。これは「プロでもアマチュアでも、誰でも出れますよ...

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41歳でショートプロに挑戦した男

2015年JPSAのショートボード第4戦(田原オープン)。波は頭オーバー、ビーチなのでインサイドはスープだらけ。ゲティングアウトが大変でしょうね。男子のプロトライアルでは、西太輔さんという今年41歳になる方が出場されました。しかし結果は残念ながらプロトライアル4位敗退でした。ヒートスタート直後にはま...

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JPSA新ルール問題

今シーズンからJPSA(日本プロサーフィン)ではプライオリティのルールを採用しています。第1戦のバリ島クラマス大会は例年クリーンなビッグウェイブが炸裂するのですが、なんということか...波が小さい上に数も少なかった。そんな状況でこのルールがあると、プライオリティ(優先権)を持っているときにポテンシャ...

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