ガブリエル・メディーナ

テイクオフ成功の法則



ガブリエル・メディーナ

 

WCT第1戦、クイックシルバープロ(男子)はこの男の優勝で先ほど幕を閉じました。これはまったく予期できなかった結果でして...

 

 

 

ファイナルデイとなった今日は午前8時から試合が始まって、男子の決勝戦が終わったのは午後6時近くという超過密スケジュールでした。朝方は人の出はさほどなかったものの準々決勝が行われるあたりから人が増えはじめ、決勝戦の時間帯にはご覧のとおり。いつもはビーチで食べ物をあさっているカモメも下り立つ場所を見つけることができません。

 

 

 

今大会を盛り上げたのは間違いなくレギュラーフッッターのジョエル・パーキンソンやタジ・バローでした。パーコはこのスナッパーロックスのローカルだけあって波を知りつくしているので一人だけ何度もチューブをメイクして観衆を沸かせました。

 

 

 

しかし、結果的にパーコもタジもバックフッターのブラジリアンに負けてしまったのです。ギャラリーを感動させたという意味では間違いなくパーコやタジの方が良かったはずなのに、これは採点の規定に機械的にあてはめたためと思われます。そのブラジリアンであるガブリエル・メディーナは飛んで何ぼのサーファー。今回は1回も飛ばずにリッピングだけで勝ってしまうというというのはまさしく異例です。

 

 

 

 

 

 

 

同時開催となったロキシープロ(女子)でもノッポのビアンカがセミファイナルでレイキー・ピーターソンを破って準優勝するという波乱。ビアンカが表彰台に上がったのを見た記憶が私にはないのですが、この結果からしてもバックフッター有利の波であったことを物語っているように思えます。

 

 

 

今回は奇跡的にファイナルに進んだビアンカですが、さすがに百戦錬磨のステファニーには手も足も出ませんでした。



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