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リラックスから始める
サーフボードの上で無の境地に達することができればサーフ・マスターなのだと思います。ジェリー・ロペスはもちろんその一人であり、この絵のモデルとなったロブ・マチャドもその域に達しようとしています。波に乗ると頭が真っ白になるものです。だから自分が今さっきどんなふうに波に乗っていたか、まったく覚えていなかっ...
サーフィンは腰だ
ご存じスペシューム光線のポーズ。かっこいいですね。では、これはどうでしょう。↓↓変ですよね。かっこ悪いです。お尻が出てます。へっぴり腰です。実はサーフィンも同じ。ビギナーサーファーのライディングをウルトラマンにやってもらいました。ガニ股でお尻が出てます。↓↓理想のライディング姿勢はどうかというと.....
ガニ股を矯正する
これはマグナムさん(熊本県42歳)に普段のライディング姿勢を陸上で再現してもらったものです。マグナムさんは波の上でこんなふうに乗っておられるので、両手をボードから離すようにアドバイスしました。するとこんどは「ボードを踏んでも加速しません」と言われます。この姿勢では、そもそもボードを踏むことができませ...
三次元の動き
これ↑は辻裕次郎プロのライディング(木崎浜にて)。完全に体が進行方向を向いています。サーフィンもスノーボードも ”横乗り系のスポーツ” として一般的には同じ扱いをされています。しかし、それは昔の話だと言いきってしまいましょう。 サーフィンは ”横乗り系のスポーツ” ではないいえ、「なるべくそうで...
後ろ足に加重する
この動画はサーフスケートEブックで解説している基本姿勢。その重要なポイントの一つは、前足と後ろ足の加重バランスです。このEブックの中では「後ろ足に全て体重を預ける感じで」と書いてあり、これに戸惑う方がいらっしゃいます。 サーフィンは前足加重が基本ではないんですか???前足に加重しないとボード...
女性らしいサーフィン
2010年ASP女子(ベルズビーチ)の決勝戦ハイライトです。私が大好きなカリッサですが、残念ながらサリー・フィッツギボンに負けてしまいました。二人のサーフィンは対照的です。カリッサがとても男性的なサーフィンをするのに対して、サリーは女性的。なお、カリッサが男性的といっても優雅なサーフィンなのでけっし...
サーフィンを波に合わせる
山口県のKENさんがビデオをアップしてくれました。先月ハワイに家族旅行されたそうです。この波はワイキキですね。とても楽しそうにサーフィンされているので、これはこれでいいと思います。しかし「サーファー」を目指すのであれば、ここからもっともっとステップアップしていかなければいけません。ところで、波には「...
ボードの上では常に体を動かす
ハワイのシークレットビーチだそうです。2分10秒からの女性のライディングを見てください。ボードの上でボ〜ッとはしてないですよ。常に動いてるでしょ。スリ足ですが、チョコチョコ足の位置を変えてます。彼女にはクリティカル・ポジションがしっかりわかっています。この波も漕ぐ波ですので、テイクオフしたら漕がない...
基本姿勢と横ライディング
現代サーフィンの基本姿勢は真正面を向いた、こんな姿勢です。つまり、サーフィンは横乗り系のスポーツではないのです。スケボーで練習する場合は、この点を意識しないと...スケボーはサーフィンを飛躍的に上達させますが、練習のときは常に基本姿勢を意識していないと逆にサーフィンが下手になってしまいます。そして基...
ボードによってスタンスの位置は変わる
東京のメグミさん(30歳)から質問メールをいただきました。私は湘南辻堂や千葉片貝などでショートボードで練習しており、テイクオフが安定してきて、ようやく少し横に滑るくらいのレベルで、アップスやボトムターンなどはまだまだなレベルです。そこで1点相談させてください。最近デッキパッドを少し小さめのものに貼り...
レギュラーvs.グーフィー
レギュラースタンス対グーフィースタンスの戦いはとても興味深いものです。サーフィン初心者にバックサイドは眼中にありませんし(無理やりフロントサイドに走ってしまう)、中級者でもバックサイドは苦手意識が強いものです。しかし、上級者になると逆にバックサイドの方が上手い演技ができるという人がけっこういます。ベ...
目指すべきサーフィンとは
これは大野マー選手が4.50ポイントを出した演技。波がかなりマッシーで割れづらく、マーでさえ5点以上を出していくのは難しいコンディションでした。こういったマッシーでパワーのない波の場合、本当のサーフィンの上手さがより明確になるのですが...一方、これはマーと同じヒートで戦った他の選手の演技。ポイント...