チューブライディング

テイクオフ成功の法則



チューブライディング

チューブライディングは、掘れ上がって中が空洞になった波を駆け抜ける究極の技。サーフィン最大の見せ場であり、サーファーが最も憧れる瞬間です。

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チューブ波をメイクする

チューブライディングはサーフィンで究極の技だと思っている方、いらっしゃることでしょう。たしかにそうなのですが、波のコンディションしだいでその難易度は大きく変わってきます。場合によっては中級レベルそこそこの人でもできてしまうことがあります。どんなに波が切り立っていてもサーフボードを「微妙にノーズ下がり...

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小さなチューブ 〜 犬小屋のドア

Doggy door というサーフィン用語があります。上の画像はASPポルトガル大会での1シーンです。チューブに入っているのはジョシュ・カー。直訳すると「犬小屋のドア」。これはつまり「小さなチューブ」の比喩表現ですね。こういう小さなチューブ波は日本のビーチでもよく遭遇するのですが、これに入るのは簡単...

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バレルイン

2013年ASP4スターのHICプロ(ハワイ サンセットビーチ)はメイソン・ホーが優勝しました。上はメイソンが9.00ポイントを出した演技。サンセットはピークからショルダーが立って掘れる波ではありません。テイクオフからしばらく乗ってミドルサイドでバレルが現れるのですが...この瞬間ですね。これがバレ...

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なぜ究極の技なのか

野呂玲花のプロモーションビデオ。彼女はバックサイドのトップアクションが得意なのでほとんどがそのシーンですが、チューブアプローチをしているシーンも2つほどあります。チューブライディングはサーフィンにおける究極の技とされていますが、「気がついたらチューブに入っていた」というふうに一般サーファーでも意外と...

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チューブライドで最も重要なこと

男子WCT第5戦、フィジー大会はブラジルのガブリエル・メディーナが優勝。ガブリエルはこれで今期2勝目、世界ランキングはトップに躍り出ました。第1戦での1勝目と今回の2勝目、どちらにも共通するのは波のサイズが3フィート前後(頭半〜ダブル)ということ。このサイズの波では彼はめっぽう強いのです。フィジーは...

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ストールで波が掘れるのを待つ

トラッスルズQS10000に出場した日系アメリカ人でローカルボーイのカノア・イガラシ。これは演技途中で大ブレーキをかけたシーン。テールに思い切り体重をかけてボードを失速させることをストールといいますが、このストールは半端ないですね。普通はチューブを狙うときにやるのですが、これはエアーを狙ってのストー...

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チューブ合戦は10点満点が出やすい

2015年のWCT第7戦、タヒチ(チョープー)大会はジェレミー・フローレス(フランス)の優勝で幕を閉じました。彼はつい数か月前にインドネシアの島で頭部に大けがを負い、今シーズンは絶望とも報道されていた選手です。ただでさえダークホースな選手だけに、この優勝は誰も予想できない結果でした。これがファイナル...

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プルイン と プルアウト

SQ 01SQ 02SQ 032016年シーズンWCTの第7戦がタヒチのチョープー。上のシークエンスはケリー・スレーターの過去のライディングシーンで、SQ02はチューブライディングをしているところ、そしてSQ03は言うまでもなくプルアウトしてところです。では、SQ01を知っていたでしょうか。実は、チ...

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フォームボール

2016年WCT第7戦、タヒチのチョープーで優勝したのは無冠の帝王ジョンジョン・フローレンス(ハワイ)でした。手前でパドルアウトしているのは10点満点を出しながらもベスト2ライドの合計点で敗退したガブリエル・メディーナです。この2人がランキングのトップ争いをしていまして、とりあえず今大会の結果により...

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チューブライドのテイクオフ

SQ01SQ02SQ03SQ04WCTの第10戦、ポルトガル大会のクオーターファイナルでアメリカのコロヘ・アンディーノが見せた究極のテイクオフです。立つ寸前までノーズをボトムに向けていますが、そうしないとプルイン(チューブに入ること)ができないと判断したからです。強烈な巻き上げで、足を出す時点(SQ...

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