ロングボードのリーシュを考える
ショートボードなら6フィート、ロングボードなら9フィートのリーシュ(パワーコード)。サーフィンビギナーのうちはそうやってショップの人の言いなりになるものです。しかし、はたしてロングボードのビギナーに9フィートのリーシュが必要なのでしょうか。
たしかに将来ハングテンができるようになったときのために9フィートのリーシュは必用です。でもそのレベルに行きつくまでは6フィートのリーシュコードでもじゅうぶん、というか逆に快適ですらあります。そう、長いリーシュが足にからまるのがロングボードのやっかいなところなのでして。上級者なら6フィートのリーシュでもハングファイブまでならいけるでしょう。足くびに着けるので歩きにくい感もありますが、長さが短いのであまり気になりません。
ロングボード初心者を評して”魚雷”と言われることがありますが、それは長すぎるリーシュのためです。ロングの初心者が1回こけると、ボードとリーシュを合わせてその半径5.4メートルが危険区域になるからです。加害者になってしまわないためにも、いまいちどリーシュの長さについて冷静な判断してみませんか。
(注)波が大きくて、回りに人があまりいないときは長いリーシュでやってください。自分にボードが当たる危険性があります。