カットバックは視線が重要
今日の木崎浜は波のコンディションがよかったです。終日ユルいオフが吹いて肩の張った形のよい波が全域で割れていました。
そんな中、あるサーファーのカットバックにフォーカスしてみました。軸がしっかりしていて上手いのですが、カットバックに関しては壁に当たっているようでした。
SQ1
SQ2
SQ3
失敗の原因はSQ2にあります。腰の落とし方と両足の形はいいのですが、視線が進行方向にありません。カットバックは視線でボードを誘導するというのがセオリーでして、それが全くできていないのです。
どうして視線を進行方向にもっていくと上手く回れるのかというと、それによって腰が回転するからです。SQ2は体を開いているように見えますが、腰が回転していないのです。体を開くとは腰が回転していることなので、上半身(胸)が回転しているだけではダメなのです。
体を開く = 腰を回転させる
ということは、いくら視線を進行方向にもっていっても体が開いていないとダメなのです。視線を進行方向にもっていくことをトリガーにして体をしっかり開く。それができればSQ2ではボードがもっと傾いてレールが入っていきます。これは陸上で何度も練習しないと週末サーファーには無理です。
コンテンツ
- カットバックは体の軸が重要
- テール加重ばかりを重視すると体の軸が後ろへ倒れてしまうからです。テール加重をしてもなお、体の軸はしっかりと立っていなければいけないのです。