アルメリック

テイクオフ成功の法則



アルメリック 世界一のサーフボードメーカー

「アルメリック」を知らない人はおそらくサーフィン初心者です。あるていどサーフィンをやっていれば、いやでもその名は耳に入ってくるし、それが世界を席巻するサーフボードメーカーであることを知っていることでしょう。実際には「チャネルアイランド」がメーカー名なのですが、会社を立ち上げた人物の名(アルメリック)がすなわちメーカー名になっています。「チャネルアイランドのボード」と言う人はほとんどおらず、みんな「アルメリックのボード」と言うはずです。

 

 

アルメリックは1944年(太平洋戦争末期)生まれで、彼が14歳のときアメリカ西海岸のサンディエゴというメキシコとの境界にあたる場所でサーフィンを始めました。23歳になるとカリフォルニアにほど近いサンタバーバラに移り住み、数年後には自らシェイパーとなってサーフボード製作を開始したのです。「チャネルアイランド」の誕生です。時代はまさにロングからショートへの転換点、ボードの上を優雅に歩くサーフィンからサーフボードで波を切り刻むマニューバーサーフィンに移り変わるときでした。

 

 

アルメリックが最初にその名を世界に轟かせることになるのが1977年。彼のサーフボードでショーン・トムソンが世界チャンピオンになったのです。その後もトム・カレンやケリー・スレーターといったスーパースターをはじめ、ロブ・マチャド、シェーン・ベッセン、ティム・カラン、ヤディン・ニコル、デーン・レイノルズなどビッグネームのサーファー達を数多く輩出していきました。

 

 

 

近年のアルメリックのボードはそのほとんどが提携先のメーカーがロイヤリティーを支払ってマシンシェイプしたものです。要するに大量生産のボードであり、アルメリック本人はまったく関与していません。それでもラインナップの全てがサーフィンを堪能できる性能の高いボードに仕上がっています。

 


↑ これは初心者にお勧めのセミロングボード。私も実はこれ欲しいと思っています。



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オーストラリアのJS
JSサーフボードは日本ではマイナーなブランドですね。日本ではやっぱり日本人が作ったものが多く宣伝されていますし、売られているからです。

 
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