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テイクオフ成功の法則



NSA全日本サーフィン選手権大会 カフナクラス

 

25年ぶりに宮崎で開催されたNSA全日本サーフィン選手権大会。今回はカフナクラスの決勝を編集してみました。ご覧のとおり、出場選手は全員お年寄り。年齢制限は59歳以上でして、本大会の歳年長クラスなのです。

 

ところで、この「カフナ」の意味をご存じでしょうか。響きからしてハワイ語なのは見当がつくと思いますが...

 

 

 

 

 

 

なんと、「波の神様」です。古代ハワイの宗教はインドのヒンドゥー教のような多神教でして、あらゆるものに神様がいらっしゃる。そして、もちろん「波」にも神様がいらっしゃる。それが「カフナ」という神様。

 

 

まだ元気にサーフィンされている先輩諸氏を神様にしてしまうのはどうかと思うのですが、それはともかく、59歳を過ぎてショートボードでここまでやれるというのはまさに驚きです。特に優勝されたゼッケン赤の方はすごかった。年齢はとっくに還暦を過ぎてると思われ、しかしそのサーフィンはキレまくっていました。動画の2分15秒からの演技は9ポイント台をだしたものでして、応援団から「スゲ〜」という歓声とともに笑い声も。もう笑うしかないってか。

 

 

 

 

 

 

 

サーフィンには「歳をとったらロングボード」という既成観念がありますが、カフナのサーフィンを見せられた日にゃそんなのバカげた考えだということを思い知らされます。

 

 

要するに、ロングを若者がやってもいいし、ショートを年寄りがやってもいい。ロングだから楽、ショートだから大変なんてことはないのです。それぞれの魅力があるし、それぞれ難しい。

 

 



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サーフィン検定
サーフィン検定4級の基準はサーフィン初心者脱出の基準と同じですので、これに受かれば「サーファー」を公認されたようなものです。

 
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