ローラーコースター

テイクオフ成功の法則



ローラーコースターの着水

サーフィンの代表的な技の一つにローラーコースターがあります。この技はライディングの締めくくり(フィニッシュ)として使われるものでして、試合ではこれをきめるかどうかで点数が大きく変わってきます。ただ最近のプロの試合ではロールインというもっと高度な技が人気がありますので、このローラーコースターを見る機会はすっかり減ってきています。

 

 

ローラーコースターはサーフィンの技の登竜門ともいうべきものです。オフザリップほど難しくなく、しかも派手に見えるので何か技を身に着けたいという人はまずはこのローラーコースターからチャレンジしてみましょう。

 

 

オフザリップは自力でボードを回転させますが、ローラーコースターは波がブレイクするパワーを利用してボードを回すので比較的簡単なのです。しかし、波のブレイクを予想するのはけっこう難しいです。そこが最大のポイントといえるでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


SQ1 ボトムターンに入っています。

 

 


SQ2 波がブレイクするところにボードを当てにいきました。

 

 


SQ3 波のパワーを利用してボードを降ろします。

 

 


SQ4 着地に失敗か?

 

 


SQ5 いや、残っていたようです。

 

 

上の演技はローラーコースターの成功(コンプリート)でしょうか、それとも失敗(インコンプリート)でしょうか。SQ5では体は残っているのですが、ボードが見えていません。もしこれが試合であったなら、ジャッジによってはインコンプリートかもしれません。技をかけた後でボードが見えるというのが試合ではとても重要なのです。

 

 

しっかりと波(スープ)の前に出れなかったのはSQ3でボードが回りきっていないのが原因なのですが、それはSQ2のときにノーズが波のリップに引っかかった(突き破った)ためです。ボトムターンではテールを思い切り踏んで、絶対にノーズを引っかけないようにしましょう。



コンテンツ
ロールインの着水
着水するときにボードがフラットになっていないと、当然のごとくライダーはボードの上に立っていられません。

 
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