ロデオフリップ
2017WCTフランス大会のセミファイナルで見せたガブリエル・メディーナのロデオフリップ。今大会、圧倒的な強さだったジョンジョン・フローレンスをこの1発で倒しました。そしてこのヒートが事実上の決勝戦となり、ガブリエルが優勝しました。
点数が8.57と意外にも伸びなかったのは着水がリスキーだったからでしょう。スープの中に消えたので落ちたと思いましたが、なんと残っていました。
この技ができるのはこのガブリエルとジョーディ・スミスくらいのもので、かなり難易度が高い技です。体操で言えば最高のH難度。ところが実は日本人でこれを成功させた選手がいます。JPSAの大会ですが、宮崎の椎葉順プロです。彼はJPSA屈指のエアージャンキー(飛び技オタク)でして、日本人では数少ない見せるサーファーの一人です。
コンテンツ
- 360という技の幻想と現実
- 綺麗に一回転はできないのであり、「これをやろうとするから成功しない」とも言えます。波のトップでボードを真横に向いてしまうと波の裏側に抜けてしまいます。