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このシークエンスはスペインで開催されたQS6000である選手が見せたスラッシュのトップターンです。スラッシュというのは後ろ足を蹴りだし、前足をたたんで軸にしながらボードを回す180度のターン。
普通のトップターンでは上半身を回転する方向にひねるので視線(顔の向き)がグルっと回りますますが、スラッシュの場合は視線が変わらないので一種独特なものがあります。
演技にバリエーションをもたせると高得点につながるのでスラッシュを入れていくのはいいのですが、はたしてトップターンで使うのはどうかと思います。トップターンはレールワークが重要視されるわけでして、またレールを入れたターンでないとスプレーが高く上がりません。
この選手は3つのトップターンをしましたが、その全てがこれでした。「何考えてるの?」と言わずにおれませんでした。
コンテンツ
- 日本一のターン、世界一のターン
- 動画だと拓久未プロのターンも切れがあるのですが、冒頭の写真のように静止画で切りとられると動きが止まって見えます。それに比べて、ジョンのターンは静止画でも躍動感が半端ではありません。
- サーフィンと足首の柔らかさ
- サーフィン(カットバックなどの技)は体の柔軟性がとっても重要な要素でして、特に足首は要(かなめ)なのです。