波の天井を駆け抜けろ!
ジョエル・パーキンソンが見せた豪快な技。この写真はその技へのアプローチなのですが、この状況でどんな技を繰り出したか想像してみてください。目の前には今にもブレイクしそうな長いリップが...
オフザリップと思いきや
ボードはリップを突きぬけ
波の天井をどこまでも駆ける〜
はい、正解はフローターでした。私たちは冒頭の写真のような状況に直面すると、早々に観念してボードから飛び降りてしまいます。しかし、実はその瞬間こそがフローターのチャンスなんですね。
ただし、波のリップを突き抜けるにはかなりのスピードが必要です。「サーフィンはテイクオフが全て」というのはこのブログの合言葉ですが、次の段階としてあるのが「サーフィンはスピードが全て」という言葉です。
フローターは波の天井を駆けるだけではダメで、しっかり着地しないと大会では点数になりません。そのまま走ってしまうと波に呑まれてしまいますので、終点ではこのようにしっかりテールを蹴ってノーズを岸側に向けるアクションが欠かせません。
コンテンツ
- フローターを狙える波
- 「あの波でフローターをやらない手はないだろう」というほど floaterable(フロータラブル)な波。では、フロータラブルな波とはどんな波なのでしょうか。