フローターを狙える波
これはフィリペのフロントサイド・フローター。
そしてこれがガブリエルのバックサイド・フローター。ライブやヒートアナライザーをしっかり見た人は気付いていると思いますが、この大会はフローターが実に多かったのです。
期待される演技があるという記事に書いたように、この大会でチューブを抜けても「それは加点しませんよ」みたいなジャッジの姿勢が感じられたわけで、歴史的にこの大会はレールワーク重視なのだと思います。
そこで、このフローターという技はどれだけ評価されたのでしょう。これについては特に判断の決め手がありません。しかし、レールワークとレールワークの間の装飾として大きな加点対象となったのではないでしょうか。
もし加点されなかったとしても、「あの波でフローターをやらない手はないだろう」というほど floaterable(フロータラブル) な波でした。ちなみに、この言葉は私が今考えた造語です。では、フロータラブルな波とはどんな波なのでしょうか。
コンテンツ
- 波の天井を駆け抜けろ!
- 私たちはこの写真のような状況に直面すると、早々に観念してボードから飛び降りてしまいます。しかし、実はその瞬間こそがフローターのチャンスなんです。