パーリング(ノーズダイビング)対策
福岡県の太一さん(40歳:サーフィン歴1年)。ロングボードの場合、パーリングといえばこれがほとんどです。いわゆるノーズダイビングですが、ショートボードが上手い人でもロングに乗るとこれで悩みます。テールが波に押し上げられ、ノーズがどんどん水中に潜っていきます。あれれと思いながら、どうしようもできません。これが怖くてテール寄りに腹ばいになると、ノーズが浮いてしまって波に置いていかれます。
対策は、「波をよく見る」こと。そのためには、背中をできるだけ反らせます。反らせないと後ろから来る波は見えません。最初にボードと波が接触したときが特に大事です。その瞬間を最もケアしてください。その瞬間、ノーズが水中に潜ってはいけません。しっかり水面に浮かせましょう。それが「ケアする」という意味です。
ミスターテイクオフを使えば、背中を反らせる持久力アップのトレーニングが効果的にできます。
コンテンツ
- ロングボードのテイクオフ
- テイクオフのパドリングの際、腹ばいになる位置を調整するのはロングボードで中級以上を目指すなら必須のテクニックです。
- ヒザモモの小波を楽しむ
- モモコシの小波はパワーがないので、ボードにスピードがつかないのです。短いボードだとフラフラしてしまってテイクオフが非常に難しくなります。
- 最もテイクオフが速いボード
- ロングと同じ位置からテイクオフできるショートボードなどあるはずがありません。では「ロングと同じ位置からテイクオフできる」という能書きは詐欺でしょうか。