ウネリからテイクオフ

テイクオフ成功の法則



ウネリからのテイクオフ

 

今日の波はもも〜こし、セットはら〜むねといったサイズでロングボードには非常に最適なコンディションでした。しかし、どうしてもウネリからのテイクオフの成功率がイマイチなんです。上級者はひざ以下の小さなウネリでも2、3かきでボードが推進していとも簡単にテイクオフしていきます。自分はと言うと、かなりの確立で波に乗り遅れてしまいます。

 

 

あるマニュアル本で、ボードの中心にヘソを合わせるのが最も望ましいパドルポジションとあり、それに合わせるとノーズダイブ少し後ろに乗ると乗り遅れる始末。また、中心に乗って上手くテイクオフ出来た時にはボードの中央あたりに立っているので、直後のターンが多少もたついてしまいます。波が切り立った所だと、テイクオフの確立は上がるのですが、逆にノーズダイブの確立が上がります。

 

 

そういった一か八かのテイクオフではなく、確実にウネリからテイクオフ出来るようになりたいのです。もちろん、パドル力が足りないということもあると思いますが、先に挙げたように上級者の方は、どう見てもパドル力だけで乗っているようにも思えません。同じポイントから同じようにしているつもりでも全く上手く行きません…正直、自分の下手くそブリに嫌になります。

 

 

どうすれば、ウネリからのテイクオフの確立を上げられるでしょうか? テイクオフ時に最も望ましいパドルポジション、パドリングの仕方、テイクオフのタイミングなど具体的なアドバイスいただけると幸いです。


                                千葉県 Gさん 35歳

 

 

 

 

サーフィンを始められて間もないという方、おそらく身につまされる思いでお読みになったはずです。 そう、これってみんなが一度は通る...というか打破しないといけない壁なんですよね。ここで気になったのが、「あるマニュアル本でボードの中心にヘソを合わせるのが最も望ましいパドルポジションとあり...」というところ。「ボードの中心にヘソを合わせる」というのはかなり乱暴なアドバイスです。サーフボードは長さだけではなく、ノーズやテールの幅や厚みなど様々な要素が複雑に絡みあって全体のバランスが成り立っています。

 

 

特にサーフボードという乗り物は1本1本が微妙に違っているものです。これは是非知っておいてほしいのですが、今気に入っているボードがあったとして、もしそれと同じデータで予備の1本を発注したとしても、完全に同じものは出来てきません。それはサーフボードが手作りされている証拠であり、それだけに

 

 

 

 

       その1本は”かけがえのない1本”

 

 

 

 

なのです。ボードのどこに乗れば安定するのかはサーフボード1本1本で違います。一般論は通用しませんので、ご自分の愛器の特性を肌で感じ取っていくことが大事です。

 

 

体を反ったとき、あごを着けたとき、ボードのノーズとテールの位置関係はどうなっているのか、浮きすぎていないか、沈みすぎてはいないか、どれくらいボードが傾くとノーズが刺さるのか、または波に置いていかれるのか。チェック項目はそう多くはありません。しかし、それを見極めるには根気が必要です。ある日突然にそれらがクリアーになります。そして感動するのです。

 



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