アップスでボトムターン
ダスティ・ペインのチューブアプローチです。テイクオフから目の前で降ってくるリップに間に合わせるために超速のボトムターンをしています。その動きはもはやボトムターンではなく、アップスダウンそのものです。
そしてこちらはケリー・スレーター。ボトムターンでグィ〜ンと加速しているところに注目してください。ボトムターンの遠心力の話をしたのを覚えているでしょうか。これがまさにその瞬間です。
ダスティほどではありませんが、ケリーのこのターンもアップスダウンに近いです。ボトムターンとアップスダウンのターンの決定的な違いを知っていますか。
基本的なボトムターンとの違い
これはエイドリアーノ・デ・スーザの基本的なボトムターンですが、アップスによるターンとの違いが明確に見てとれます。
図解するとこうなります。ボードの位置を水平にキープし、頭を大きく落としていくのです。他にも重要なポイントがあって、詳細はスケボーEブックまたはステップアップEブックに書いています。
対して、アップスによるターンの図解がこれ。頭の位置を水平にキープし、ボードが上下に動くのが大きな特徴になります。
コンテンツ
- 速い波の攻略法
- 「スピードをだすにはどうするか」はサーフィン理論の永遠の課題であり、本当に難しい話であることはたしかです。
- 腕を回せばサーフィンが上手くなる
- ジョーディのサーフィンが華麗なのは長い両腕をリズミカルに振り回し、まるでダンスを踊っているかのように見えるからです。
- エアーサーフィンをしよう
- サーフィンもエアー(空想)でやってみてほしいのです。これによってサーフィンで必要な筋力はもちろんのこと、ボードを加速していくバランス感覚などを陸上で研くことができます。