シングルフィン

テイクオフ成功の法則



シングルフィンという選択

 

この絵の彼女が持っているのはスリーオースリー(303)サーフボードのシングルフィンです。その名はベイビークイーン。ショートボードというよりロングボーダーでも楽しめるトランジッションボードです。

 

 

ショートボードのような機動性とロングボードのような安定性を併せ持つボードで、私の周りにはこのボードに魅了されずっと愛用しているサーファーがたくさんいます。一番の特徴はなんといってもスケッグが1枚(シングルフィン)ということ。マルチフィンシステムが流行している今だからこそ、シングルフィンの魅力が光るのだと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

私が初めてサーフィンをしたのは80年代の初めころですが、すでにサーフボードはトライフィンが主流でした。サーフィン初心者がいきなりトライフィンに乗るというのはそのときから今日まで変わっていません。別にそのことがいけないわけではありませんが、シングルフィンを知らずしていきなりトライフィンというのはサーフィンの世界の奥深さをじゅうぶんに味わっていない可能性があります。

 

 

私が最初に買ったのはシングルフィン、そしてその後ツインフィンを手に入れました。これはあの映画(フリーライド)のマーク・リチャーズに影響されてのことです。当時の私はシングルフィンでもテイクオフすらままならない状態でしたので、ツインなんて扱えるはずがなかったのですが。それでもシングルとツインの違いは明らかに感じ取ることができたので、あれはあれでいい経験をしたと思っています。あれから30年近くが経ち、またツインフィンを作りましたが当時のツインとは全く違うものに進化しています。

 



コンテンツ
サーフボードのTPO
一般的に「サーフィンはサーフボード1枚あればいい」という概念ができあがっています。しかし、この概念に捕らわれてしまっていてはいけません。そこでサーフボードにもTPOを...ということなのです。
フィッシュボードを使うとき
フィッシュボードはあくまでオルタナティブ。遊び感覚のボード、ということは普通のショートボードであるていど乗れる人向けなのです。
EPSエポキシ
EPSというのは発砲スチロールのことで、一般的なウレタンフォームよりも軽いのが特徴です。そしてその上にはエポキシ樹脂がコートされていますので、とても堅牢なのも特徴になります。

 
ホーム 基礎知識 豆知識 読者の声