サーフィンをウェーブプールで
ケリー・スレーターがカリフォルニアで試験運転している新しいシステムによるウェーブプール。乗っているのはサーフィンの神様と称されるハワイのジェリー・ロペス氏ではありませんか。
私の地元、宮崎県には10年ほど前まで当時世界一といわれたウェーブプールがありました。その波は非の打ちどころのない完璧なチューブ波でしたが、なにせ維持費が半端なかったのです。結局は施設(オーシャンドーム)は閉鎖されてしまいました。
という過去の悲しい事例を参考にして、近年のウェーブプールは維持費があまりかからないことを第一に考えているものと思われます。もちろん、ケリーの手掛けるものはそうなっているはずです。
つまり、利用料金が安い。どうでしょう。まる1日遊べて5000円だったら...行くと思いませんか。でも毎日は無理。というか、毎日は飽きてしまいます。そこはそれ、自然が作り出す波のようなバリエーションがないので。
あと、東京オリンピックの次のオリンピックではウェーブプールでの開催になるかもです。そして、近い将来のサーフィンはウェーブプールが主流になるかもしれません。
10年後20年後の中国人プロサーファー
ISA世界選手権フランス大会(今年5月)期間中に世界各国の選手たちがフランスにあるウェイブガーデン(最新式の屋外ウェイブプール)でサーフィンする映像が公開されました。
さすがにマシンブレイクだけあって各選手たちが繰り出す技はどれもこれも完成度が高く見えます。もちろん日本人選手団のサーフィンもアメリカやオーストラリアの選手に引けを取っていません。
注目はサーフィン後進国のライディングです。サーフィンの歴史はサーフィンができる波がたくさんある国の歴史でしたが、このような次世代のウェイブプールが陸地にどんどん建設されていけば...
中国人の彼はとても代表選手といえるレベルではありませんが、10年後20年後の中国人選手は日本選手団を脅かしているかもしれません。
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