サーフィン初心者上達

テイクオフ成功の法則



サーフィン6年目の壁

はら様

 

こんにちは、ご丁寧な対応ありがとうございます。サーフィンEブックは熟読させていただいていますが、ものすごくためになっています。早速スケボで陸トレからはじめています。

 

現在、私シンガポールに住んでいます。こちらに来てから本格的に波乗りを始めたようなものなのですが、もちろんシンガポール自体には波はなく、月に何度かバリやらインドネシア方面に足を運び、スキルアップを図っている次第です。現在波のり暦6年目の、38歳です。

 

ある程度のところから成長しないなと思い悩んでいたのでサーフィンEブックを購読させていただいてます。この教材の最大の魅力は、はらさまと直接メールなどでやり取りすることができ、アドバイスを頂けるところだと思っています。バリに行くとガイドたるものは沢山いるのですが、なにせ彼らも感覚で身についているところがあるので、なかなか適確コーチングを頂くことができません。

 

 

 

さっそくですが、典型的な私の波乗りシークエンスを送らせていただきます。先日スマトラ島のバンダアチェに行った際の写真です。現状で気づいている事が以下等ですが、なんとなく波の力に頼って乗れてしまっていることで、直せずにいます。

 

1)テイクオフ、前傾過ぎる。下を向いている、ばたつく。

 

2)その後、力のある波なので乗り継いでいるが、基本姿勢が、ガニマタ。身体が開いている。

 

3)波のトップまで上がりきらずにターンをしてしまう。トップターンのときの上半身の動きがぎこちない。

 

4)どことなく、立ちきった姿勢でのショットが多い。

 

5)スピードがなくなってきたり、波の力がなくなってきて追いていかれそうになると、前傾姿勢で板を踏むことが多い等。

 

 

以上、アドバイスよろしくお願いいたします。

 

 


SQ01

 


SQ02

 


SQ03

 

 

 

 

SQ01はテイクオフです。顔が完全に下(ボトム)を向いてしまっていますので、典型的な初心者レベルです。これを直さないと、いつまでたっても周囲からはビギナー扱いにされてしまい、波を取られてしまいます。この問題をすぐに解決するにはミスターテイクオフでの陸上トレーニングをお勧めします。

 

 

SQ2はボトムに降りたところ。ビギナーが失速してしまう最大の要因がここにあります。波のボトムはボトムターンする場所でして、ここに長居してはいけません。しかも、このようにヒザを曲げてしまうとボードの圧が抜けてしまって波のパワーを逃がしてしまいます。

 

 

SQ03はトップターンですが、逆にここでヒザが伸びています。トップターンでこそヒザ(うしろ足)を曲げてレールを入れていきましょう。また、波のトップは最も不安定な場所ですので、つっ立っているとワイプアウトの危険があります。もっと腰を落とすとバランスがとれますし、見た目もかっこいいです。

 



コンテンツ
フェイスライディング
「スープライディング」というのはサーフィン用語としてありますが、波がブレイクする前から乗ることを意味する用語がないので、私が作りました。
レールを入れる意識
上級者は意識せずとも体が勝手にやってくれるのでいいのですが、ビギナーは毎回必ず強く意識しないとこういう失敗を繰り返してしまいます。
チューブへのアプローチ(その1)
問題はどこにあったと思いますか。そもそもこの波は速いブレイクなのでプロでもチューブに入るのは難しかったのですが...
横を見て立てば横に走っていく?
「横を見ながら立てば横に走っていくよ」なんてことを上級者から言われたことあると思います。しかし、実際にはそんなこと言われてもぜんぜん横に走れないでしょう。

 
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