横を見て立てば横に走っていく?
「横を見ながら立てば横に走っていくよ」なんてことを上級者から言われたことあると思います。しかし、実際にはそんなこと言われてもぜんぜん横に走れないでしょう。そういうアドバイスする人(インストラクターも含む)というのは理論的に解説できないので単にごまかしているだけです。
横(走りたい方向)を見ながらホバリングに入っています。注意すべきポイントは、サーフボードを横に向けながらのテイクオフではないこと。基本に忠実に、ボードはしっかり岸に向けています。
ボードに立った瞬間がこれ。注目はボードが傾いていることです。
横を見たから横に走れるのではなく、サーフボードが傾いているから横に走れるのです。パドリング〜ホバリングで横を見ることで、ボードを傾けるための態勢(体をねじる)を作ることができます。陸上で何度も練習するのが効果的でして、ミスターテイクオフを使えばこれらの動きを忠実に再現することが可能です。
コンテンツ
- フェイスライディング
- 「スープライディング」というのはサーフィン用語としてありますが、波がブレイクする前から乗ることを意味する用語がないので、私が作りました。
- サーフィン6年目の壁
- サーフィンEブックを購読させていただいてます。この教材の最大の魅力は、はらさまと直接メールなどでやり取りすることができ、アドバイスを頂けるところだと思っています。
- レールを入れる意識
- 上級者は意識せずとも体が勝手にやってくれるのでいいのですが、ビギナーは毎回必ず強く意識しないとこういう失敗を繰り返してしまいます。
- チューブへのアプローチ(その1)
- 問題はどこにあったと思いますか。そもそもこの波は速いブレイクなのでプロでもチューブに入るのは難しかったのですが...