サーフボードの選び方

テイクオフ成功の法則



ショートボードの買い方

初めてショートボードを買うときの注意点をお話していきます。これはとても重要なことなので、絶対に見逃さないでください。このような話は他のどこを探しても書いてないし、ショップに行ったところで教えてはくれません。そして、どのボードがいいか

 

 

 

ショップで相談してはいけません。

 

 

 

サーフショップやスポーツ用品店でスタッフに相談すると、まず失敗します。彼らに知識がないというのもありますが、それ以前に彼らは営利が最優先だからです。相談すれば、彼らが今売りたいものを買わされるのは目に見えています。ネットではなくてショップで買うのは大賛成なのですが、商品は自分で決めておきましょう。

 

 

 

ショートボードに「一生もの」はありません。言ってみれば、成長期の子供の服です。成長に合わせて変えていくことになるので、最初からフルオーダーのカスタムシェイプボードを注文するのは以ての外だし、既製品でもブランドものを買うのは浪費になります。

 

 

 


お勧めなのは、こんなやつ↑。初心者用ショートボードとして大事なのはノーズの幅と容積です。一般的にはボードの長さが重要視されますが、実はこの2点が大事なんです。

自分のボードに必要な容積を知ろう

ショートボードを購入する際に絶対チェックすべきは容積です。

 

 

 

容積=浮力

 

 

 

サーフィン仲間やショップのスタッフとの会話ではボードの長さと厚み、そしてブランドやラインナップに終始してしまうでしょう。誰かボードの容積について語っているのを聞いたことありますか。ないはずです。従来サーフボードはシェイパーが感と経験で削りだすので容積はわからず、したがって長さや厚みでしか語りようがなかったからです。

 

 

 

しかし今やコンピューター設計によるマシンシェイプが主流となりました。容積は設計の段階でわかっており、販売時にはしっかりと明記されます。そして、その容積によって乗る人(体重)が特定されるのです。

 

 

 

 

アルメリックのHPを見ると、その人に適したボードを表示してくれてます。

 

 

 

体重と身長をあらかじめ登録しておけば、全てのラインナップで自動で表示してくれるのです。私の場合、サーフボードの容積は25リットルが適正のようです。そこから、このモデル(ニューフライヤー)におけるボードの長さやら厚みやらが決まるわけです。
※1ポンドは約0.45キロです。

 

 

 

 

 

 

良心的なサーフショップであれば体重と経験年数を聞いてくれて、その上であなたに適したサイズのボードを提案してくれます。でも、それで合ってるかどうかは心配です。だから、せめて自分が乗るボードに必要な容積は知っておいてください。容積さえ間違ってなければ、あとはスタッフの勧めるボードを買ってもいいと思います。身長、体重、経験を入力すれば、あなたのボードに必要な容積を表示します。

 

 

以下はアバウトな計算の仕方です。

初心者、初級 自分の体重に0.45をかける
中級(NSA3級、4級) 自分の体重に0.4をかける
上級(NSA1級、2級) 自分の体重に0.35をかける

※材質がポリウレタン(PU)の場合

体重が重い人はハンディがある

ショートボードの場合、人が(タダで)くれたサーフボードでは上手くならないという話をしました。上手くならないということはサーフィンをやめるか、もしくはロングボードに移るかのどっちかを意味します。

 

 

でも、プロサーファーとかも含めて上手いショートボードのサーファーたちの多くは「最初のボードは人からもらった」と言います。どうして彼らはそれで上手くなれたと思いますか。

 

 

もちろん彼らの生まれ持った身体能力の高さもありますが、一番の要因は

 

 

 

子供の時にサーフィンをはじめた

 

 

 

ということです。子供のころは誰でも体が小さいので、もらったボード(大人用のはず)は彼らの体を浮かせるには余りあるものだったわけです。つまり、大人がロングボードに乗るのに近い状況です。

 

 

どんなスポーツでも幼少のころから始めるのが有利ですが、そういう理由で特にサーフィンは子供のときから始めると上達が早いのです。その逆で、大人の重量級の人はかなりのハンディがあることになります。サーフィンとはそんな特殊な要素をもったスポーツなわけでして、身体能力以前に体格と体重で上達の度合いが違ってきます。

 

 

ということは、大人でも小柄な男性や女性はかなりのアドバンテージがあると言えます。ボード選びには選択枝がたくさんあって、かなり適当に選んでも失敗しないでしょう。もらったボードでもいけるかもしれません。

 

 

 

 

 


ショートボードの場合、最初のボードは自分の体重に適したボリューム...というよりも、それより2サイズ大きめがいいです。それに慣れてきたら1サイズずつ落としていき、最終的にメーカーが指定するボリュームのボードにする。これが賢くて失敗しないショートボード選びになります。

 



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