ショートボードで挫折する理由
ジョエル・パーキンソンを世界チャンピオンにしたサーフボードメーカー、JS。これはそのラインナップの中でも上級者用のハイパフォーマンスモデルです。
こういうボードをショート初心者が持っていても宝の持ち腐れどころか、サーフィン挫折の原因になってしまいます。ショートボードを選ぶ際は容積(ボリューム)が最も重要と言いましたが、それと同じくらい重要なのがアウトライン(シェイプデザイン)です。
こういうふうに中央からノーズにかけてスッと尖っているデザインのボードは初心者には絶対無理でして、テイクオフすらできないのでサーフィンがちっとも面白くありません。で、結局はサーフィンを止めてしまうことになります。
ロングボードの場合はプロ用の薄いものでなければ初心者に適さないボードは基本的にありません。なので好きなものを適当に買ってもいいし、中古を人から譲ってもらってもいいです。しかし、ショートボードでそれをやってしまうと挫折の方向へ進んでしまいます。
私はこれまで数多くの初心者ショートボーダーを見てきましたが、ほとんどの人がボード選びに適当です。つまり、挫折予備軍の人たちばかりなのです。
安いのを中古で買ったり、人からもらったり。タダより高いものはない...といいますが、ショートボードのサーフィンはタダで上手くなることはまずないと思ってください。そのボードが自分にピッタリということは確率的にとても低いからです。
先ほどミスターテイクオフのタイプ2が到着しました。早速荷をほどき、ボードに腹ばいになってみて、大変!これを購入してしまったは良いが、果たして自分が練習できるのかしら。。。タイプ1にすれば良かったのかも、とすこしばかり後悔していますが、数分格闘ののち、これで練習したらバランスもっとシビアに取れるようになるかも、、、と思いました。動画は写しましたら送らせていただきます。
メールをいただきました。教材のビデオどおりにやれば、数日で上手く立てるようになるはずです。そして、その動きをしっかりマスターすれば実際の波でのテイクオフが次元の違うものになることでしょう。宮崎に来ていただければ、無料レッスンしますので是非サーフトリップにいらしてください。
- ショートボードとは
- ショートボードという選択肢もあるのに。30歳40際になってからのショートボードは無理だというのは大ウソです。
- ロングボードとは
- 日本を代表するプロ・ロングボーダー、かのショーロクこと宮内謙至さんが雑誌に書いていました。「僕はノーズライディングだけでサーフィンは十分です。」 この言葉、ほんとに粋でかっこいい。
- ショートとロングの区別の仕方
- ショートボードとロングボード。長い方がロングボードなのは間違いありませんが、では長さがいくらになったらロングボードなのでしょう。
- ショートボードの長さ
- 最初はとにかくこの一般論に従ってボードを選びます。その結果、「パドリングが弱いからもっと浮力のあるボードをチョイスすればよかった」なんてことにはまずなりません。
- ネット購入はNGです
- いくら完璧な道具をそろえてもサーフィンは1人では上手くなりません。サーフィンは人によって育てられるもの。ショップで購入することで、あなたにはサーフィン仲間ができます。
- ショートとロングの定義
- サーフィン大会は別として、私が思うショーボードサーフィンとロングボードサーフィンの区別。それはサーフボードの大きさやライダーの身長体重との比率ではなく、ライディングスタイルの違いです。
- ショートとロングの併用
- ショートとロングの併用は、はっきりいって何の問題もありません。違和感など、まったく感じません。違和感を感じるのは、どちらかが中途半端(初心者レベル)だからです。
- 木製の高級サーフボード
- 木製といっても木を削っただけのものではありません。軽くして浮力を増すために、中が空洞の構造になっています。その製法はまるで船を造るのと同じです。
- ノーズの役割
- サーフィン初心者、初級者が短期間でみるみる上達するサーフィンの極意をここに公開いたします。誰も言わない、誰も書かないサーフィンの理論は必見です。
- ガンというサーフボード
- ガンの特徴は、まずはその長さです。ロングボードと同じ9フィート以上が普通でして、これによって10〜25フィートの波に自力でテイクオフできるといいます。
- その日の波でボードを選ぶ
- ショートボード向きの波とロングボード向きの波について考えてみました。