木製の高級サーフボード 〜 ウェグナー社
蚊口浜のローカル、末松さん(62歳)。この車なので他県からサーフトリップにいらした方と思ってしまいます。定年後に始めたサーフィンにどっぷりハマってしまい、サーフトリップのためにキャンピンクカーまで購入されたそうです。驚いたのはそれだけではありません。
なんと...末松さんが乗っているこのロングボード、購入価格80万円だったそうです。オーストラリアのウェグナー製で、材質はパウロニアという桐の一種。つまり木製サーフボードなのです。
木製といっても木を削っただけのものではありません。軽くして浮力を増すために、中が空洞の構造になっています。その製法はまるで船を造るのと同じです。ウェグナーはもともとアライヤで有名なメーカー。ホームページのカタログを見ると、末松さんのモデル(シグネイチャー)は定価65万円となっています。これの日本代理店での販売価格が80万円のようです。
どうしてこんなビックリ価格のボードを買ったのかと聞くと、「一生ものですから」という答えが返ってきました。クラッシュしないし、表面が凹むこともない。変色しないし、飽きもこない。う〜ん、なるほど。ウレタンフォームのサーフボードの場合、毎日使っていたら寿命は5年くらいでしょうか。もし30年サーフィンするとしたら6本必要なわけで、合計金額は120万円ほどになってしまいます。たしかにそう考えたら80万円は安いですね。
昨年はこの車で西日本をグルっと回ったそうです。で、今年の計画は日本海側を北海道まで行かれるとか。私たちもこんな豪華なサーフィンライフで余生を過ごしたいものです。
- ショートボードとは
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- ロングボードとは
- 日本を代表するプロ・ロングボーダー、かのショーロクこと宮内謙至さんが雑誌に書いていました。「僕はノーズライディングだけでサーフィンは十分です。」 この言葉、ほんとに粋でかっこいい。
- ショートとロングの区別の仕方
- ショートボードとロングボード。長い方がロングボードなのは間違いありませんが、では長さがいくらになったらロングボードなのでしょう。
- ショートボードの長さ
- 最初はとにかくこの一般論に従ってボードを選びます。その結果、「パドリングが弱いからもっと浮力のあるボードをチョイスすればよかった」なんてことにはまずなりません。
- ショートボードで挫折する理由
- サーフィン初心者、初級者が短期間でみるみる上達するサーフィンの極意をここに公開いたします。誰も言わない、誰も書かないサーフィンの理論は必見です。
- ネット購入はNGです
- いくら完璧な道具をそろえてもサーフィンは1人では上手くなりません。サーフィンは人によって育てられるもの。ショップで購入することで、あなたにはサーフィン仲間ができます。
- ショートとロングの定義
- サーフィン大会は別として、私が思うショーボードサーフィンとロングボードサーフィンの区別。それはサーフボードの大きさやライダーの身長体重との比率ではなく、ライディングスタイルの違いです。
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- ショートとロングの併用は、はっきりいって何の問題もありません。違和感など、まったく感じません。違和感を感じるのは、どちらかが中途半端(初心者レベル)だからです。
- ノーズの役割
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- その日の波でボードを選ぶ
- ショートボード向きの波とロングボード向きの波について考えてみました。