サッカー選手とサーフィン選手の年俸比較
先日、ヤフーニュースで世界トップのサッカー選手の年俸が出ていました。それによれば、第1位はクリスチアーノ・ロナウド(ポルトガル代表)の約74億円。なお、この推定額はクラブチームの契約金と広告収入の合計であり、要するに年収です。
サーフィンにもクラブチームに相当するものがあって、レッドブルやハーレーはその代表でしょう。世界のトップサーファーは所属チームからそれなりの契約金をもらっていますが...
年収の大半は大会で稼ぐ賞金です。ASPの公式ホームページは昨年大幅にリニューアルしていまして、今シーズンに稼いだ賞金額が大きく掲載されています。これを見ておわかりのとおり、シーズンの約半分を終わって第1位のガブリエル・メディーナが2400万円ほどしかありません。
ちなみに昨年の賞金王はケリー・スレーターの約3200万円でした。ケリーはチーム契約金も広告収入も他者とは別格とは思いますが、それでも賞金と合わせて1億円ほどではないでしょうか。サッカー日本代表の香川真司や本田圭佑が7億円以上ということなので、いかにサーフィンが稼げないスポーツかを思いしらされます。そういえば、世界的に全く無名のプロサッカー選手でもフェラーリを乗りまわしているのに、プロサーファーでそういう高級車を持ってるという話は聞いたことがありません。
ブラジルはサッカーはもちろんのことサーフィンもすごい国です。このままの勢いでいけば、数年後にはWCT選手の半分以上はブラジル人になってるかもしれません。なぜなら、ブラジルの子供たちは食うためにサーフィンをしているからだそうです。今の貧困から抜け出すために死に物狂いでサーフィンをしているのです。その意味ではサッカーをやってる子供たちと同じテンション。
サッカーで年収10億円を目指すか、サーフィンで年収1億円を目指すか。競技人口やライバルの数を考えるとサーフィンの方が手堅いかもしれません。しかし、ブラジルの子供たちは(おそらく)そんな難しいことは考えてはいないでしょうね。
- 海がなくなる日
- 今からおよそ46億年前、地表を覆っていた厚い雲から大量の雨が降り注ぎ、海が出来たというのが定説です。
- 金(かね)で買えないもの
- 彼は高級スポーツカーを乗り回したり、クルーザーでマリンスポーツもするそうです。しかし、そういった誰にでもできる遊びというものは「生きがい」にはなりません。
- 嫌顔で海に入るサーファーたち
- 私たちにとってサーフィンは遊びなので乗れないと思うときには海に入ることはありません。ところがサーフィン大会にエントリーすると、嫌顔でも入らないといけないことはあります。
- サーフィンで英会話を習得
- とにかくWCT選手というか外国人はインタビューでいろんなことを話します。それに比べると日本人プロサーファーの勝利者インタビューはまったくもって味気ない。
- 波のツバ
- スピッツといっしょに波のチューブから吐き出されるジョンジョン。スピッツ[Spits] を吐く波は究極の波。
- 激混みポイントでの必須テクニック
- 激混みのノースショアでは乗る方もアウトに出る方も相手を避ける超絶テクニックを持っていなくてはなりません。
- 潮汐の意味
- 「潮」は朝方の満ち引きのこと、そして「汐」は夕方の満ち引きのこと。昔、朝潮というお相撲さんがいましたが、最初は「朝汐」と名のっていたそうです。
- 娯楽スポーツとしてのプロサーフィン
- 私が考えているのは、ジャッジ(数人の審判団)の他に即時ジャッジ(一人の審判員)を置くというシステムです。
- 技のデパートで高得点を狙う
- サーフィン大会の採点基準(クライテリア)には、「演技の中に数種類の技があると高得点になる」というのがあります。