ランページのドロップは度胸?
すごいですね。 こんな小さい女の子がこんな高いところから。波でいえばダブルオーバーですよ。これランページという人気のセクションなのですが、こういうふうに上から飛び降りることを「ドロップ」といいます。ちなみに「ランページ」という言葉(英語)は「暴れまわる」という意味でして、ここでガチャガチャやってる様子がそう見えるからでしょう。
これができることの意味は、サーファーにとって非常に有意義だと考えています。デカ波対策です。テイクオフする位置が高いと、腰がひけてお尻で波のフェイスを滑ってしまうことありませんか。そのビビりをこれで解消できるはずだと考えています。見てると簡単そうですが、これはとっても怖くて危険です。スケボーのハウツー本を読むと、解説は一言でおしまい。
ドロップは度胸だ!
所さんではないですが、目がテンです。あきれてモノも言えない。それを信用しようものなら大怪我してしまいます。ドロップができるようになるまでには基礎的な訓練が山のようにあるのです。まずはフェイキーという技の習得ですが、これは前進と後進を繰り返すものです。サーフィンしかしたことのない人にとって後進はやっかいです。なぜならば、それはレギュラースタンスの人がグーフィースタンスで走ることになるからです。
大人が数年かかることを、子供はほんの数日でやってしまいます。もちろん基礎訓練なしでです。
コンテンツ
- テイクオフできない理由
- 水流の勢いが激しくて手が弾かれそうになっています。だから体を起こそうにも起こせません。そういう状況って、自然の波でもあります。
- サーフボードはフラットに
- テイクオフのとき、サーフボードはどんな状態になっていると思っていますか。波を滑り下りているので、少し前方に傾斜していると思っていませんか。
- 疑似サーフィン
- 宮崎にあったオーシャンドームの波は世界一のパーフェクトな波だったので、サーフィンビギナーには無理っぽいものでした。
- 雨の日のサーフィン
- 雨の日は意外と波はよかったりします。天気が悪いと海に行く気にならないから人も少ない。
- 1975年のトップサーファー
- 今のビデオソフトを使えばこういった古い画質に加工するのは簡単ですが、おそらくこれは天然ではないでしょうか。
- 世界トップ選手が小波に乗る
- 世界のトッププロが、日本の"いわゆる"小波に乗っています。こういう映像を見るとショートボードで小波をどう乗るべきかがよくわかります。
- ビッグウェイブの動画集
- ハワイのジョーズ。これもビッグウェーバーのシェーン・ドリアンです。このサイズでちゃんと横に走ってる映像は希少です。
- 巨大な波で求められるもの
- ついに開催されたマーベリックス・インビテーショナル。この大会はハワイのエディアイカウ・メモリアルとともに世界で最も権威のあるビッグウェイブ大会の一つです。
- 動いている波、止まっている波
- この手のウェーブプールは日本にはないと思うのですがどうでしょうか。この手のやつ、つまり、動いていない、止まっている波。
- オリンピック・サーフィン
- YouTubeには星の数ほどサーフィン動画があります。特にアクセスの多いものではなくても、とても価値のある動画がたまにあります。