サーフィンテイクオフ

テイクオフ成功の法則



前乗りしてしまう原因

ほとんどのケースにおいて前乗りするサーファーに悪意はありません。特にサーフィン初心者に関しては自分が前乗りしていることにすら気づいていません。どうしてでしょうか。

 

 

 

 

目(眼球)は脳の一部だって認識あるでしょうか。そうです、脳が表に露出した部分が眼球なんですよね。だから極度の緊張状態では視力が落ちるのです。「目の前が真っ暗になる」という表現がありますが、まさにそのとおりです。特に周辺視野が狭くなりますので、自分の周囲で起こっていることに気づきません。

 

サーフィンではこのようなことがよく起こるのですが...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ビギナーまたは初級者はテイクオフで極度の緊張状態になります。しかも下を向いたままなので、周囲がどうなっているか全くわかりません(上の写真は個人の特定ができないように加工しています)。

 

 

どこからともなく上手い人が乗ってきて、ぶつかりそうになった。そういう経験は誰しもあるものです。そういうときは間違いなく自分が前乗りしています。誰かが先にその波に乗ったことに気付いていないのです。下を向いているわ、緊張して視野が狭くなっているわで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

波に乗ってからもそうです。バランスをとるのに精いっぱいで周りを見る余裕などありません(上の写真は個人の特定ができないように加工しています)。

 

 

波をよく見ないとロングライドはできないし、そもそも楽しくありません。波の上から見る景色によってサーフィンは感動を得られるものですから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なるべく多くテイクオフすること。なるべく多く波に乗ること。それこそが緊張しないための対策です。緊張しなくなったとき、サーフィンは劇的に上手くなっていきます。週末サーファーの秘密兵器。それがミスターテイクオフ。海に行けない日には欠かさずやりましょう。ホントに効果があります。

 

 

ミスターテイクオフ購入一年程前より中年デビューしました。現在三年も経ちますが、持病(難病)もあり体調が良くない時などはサーフィンどころか軽いトレーニングもままならない事もしばしば。

 

しかしミスターテイクオフ購入後、全く立てなかった板に立て、最近まだ波に置いていかれる事が多いものの、うねりからテイクオフ楽しんでおります。あまり無理は出来ないものの、意外に病気にはいい効果がある様な気がします。

 

毎日のように喜びのメールやお電話をいただきます。私としては本当に嬉しく思っています。

 



コンテンツ
3種類のテイクオフ
サーフィンのテイクオフのやり方には大きく分けて3種類あるのですが、それを解説できるインストラクターはあまりいません。
テイクオフの瞬間を感動する
ビッグウェイブのリップからボトムめがけてジェットコースターのように滑り降りるときの加速感といったら筆舌できません。
両手を置く場所、前足を置く場所
テイクオフでボードに前足を置く位置ですが、これの最終的な目標は両手の隙間です。逆に言えば、「テイクオフのときは前足を置く位置に両手をつく」ということになります。
なぜ下を見てしまうのか
サーフィン初心者、初級者が短期間でみるみる上達するサーフィンの極意をここに公開いたします。誰も言わない、誰も書かないサーフィンの理論は必見です。
波のフェイスを見る
テイクオフのときは最も不安定な状態にありますので、並行感覚を保つために進行方向(波のフェイス)をしっかり見ることが重要です。
なぜ波に置いていかれるのか
波がまだ切り立っていない場合には、波がボードに追いついた瞬間にスイッチを切り替えてノーズ加重にしなければなりません。
腰の高さを意識する
立つときにはなるべく腰の位置を低くしなければいけません。サーフィン初心者は例外なく腰の位置が高いです。
波のピークを捕まえる
パドリングするけど波のピークで乗れない人の場合、サーフボードの操作能力の問題もあります。自分の手足のようにサーフボードを操れるかどうか。
テイクオフが速い者が勝つ
混んだポイントでは誰が最初に立つかの競争です。ビーチフラッグのようなもんかもしれません。そんなテンションでみんなサーフィンしています。
前乗りされない方法
「こいつ来る」と相手に思わせ、さらには畏怖させることができます。赤い彗星のシャーではありませんが、たとえ無言でもその存在感はバッチリです。
亀梨和也 すぐに上手くなる人
亀梨和也のサーフィン体験。かなり古い動画ですので見たことある人は多いかもしれません。でも、この機会にもう一度見てみてください。

 
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