前乗りされない方法

テイクオフ成功の法則



前乗りされない方法

テイクオフのとき進行方向を見る効用は成功率を高めるだけではありません。実は前乗り(ドロップイン)対策にもなるのです。

 

 

 

 

 



自分より奥からテイクオフしようとしている人が、もし図1のようだったら。 または、図2のようだったら。どっちであれ通常はその人に波を譲るべきなのですが、ポイントが激混みだったりするとみんな殺気立っていますので、奥にいる人の状況しだいでは誰かが前乗りしてしまうことだってありえます。 そういう観点から、図1は図2よりも間違いなく前乗りされやすいのです。 

 

 

図1だと、つまりは「俺より下手」...と思われてしまうわけです。 この状態で「アムロ行きまーす!」と叫んでみたところでまったく迫力ありません。逆に図2だとどうでしょう。「こいつ来る」と相手に思わせ、さらには畏怖させることができます。赤い彗星のシャーではありませんが、たとえ無言でもその存在感はバッチリです。

 



コンテンツ
3種類のテイクオフ
サーフィンのテイクオフのやり方には大きく分けて3種類あるのですが、それを解説できるインストラクターはあまりいません。
テイクオフの瞬間を感動する
ビッグウェイブのリップからボトムめがけてジェットコースターのように滑り降りるときの加速感といったら筆舌できません。
両手を置く場所、前足を置く場所
テイクオフでボードに前足を置く位置ですが、これの最終的な目標は両手の隙間です。逆に言えば、「テイクオフのときは前足を置く位置に両手をつく」ということになります。
なぜ下を見てしまうのか
サーフィン初心者、初級者が短期間でみるみる上達するサーフィンの極意をここに公開いたします。誰も言わない、誰も書かないサーフィンの理論は必見です。
波のフェイスを見る
テイクオフのときは最も不安定な状態にありますので、並行感覚を保つために進行方向(波のフェイス)をしっかり見ることが重要です。
なぜ波に置いていかれるのか
波がまだ切り立っていない場合には、波がボードに追いついた瞬間にスイッチを切り替えてノーズ加重にしなければなりません。
腰の高さを意識する
立つときにはなるべく腰の位置を低くしなければいけません。サーフィン初心者は例外なく腰の位置が高いです。
波のピークを捕まえる
パドリングするけど波のピークで乗れない人の場合、サーフボードの操作能力の問題もあります。自分の手足のようにサーフボードを操れるかどうか。
テイクオフが速い者が勝つ
混んだポイントでは誰が最初に立つかの競争です。ビーチフラッグのようなもんかもしれません。そんなテンションでみんなサーフィンしています。
前乗りしてしまう原因
どこからともなく上手い人が乗ってきて、ぶつかりそうになった。そういう経験は誰しもあるものです。そういうときは間違いなく自分が前乗りしています。
亀梨和也 すぐに上手くなる人
亀梨和也のサーフィン体験。かなり古い動画ですので見たことある人は多いかもしれません。でも、この機会にもう一度見てみてください。

 
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