ビッグウェイブ

テイクオフ成功の法則



デカ波でのボトムターン

 

毎年ハワイのノースで開催されるトリプルクラウンのビッグイベントは第2戦のサンセットビーチ(VANSワールドカップ)に駒を進め、ミック・ファニングが優勝しました。動画で注目いただきたいのは、ジュリアン・ウィルソンのダウン・ザ・ラインからボトムターンのシークエンスです。

 

 

 

 

 

 

 

テイクオフしたら、まっすぐ下に降りてくる...これがダウン・ザ・ライン。波がバカデカくなると恐怖のあまり、私たちはすぐに横に走ってしまいます。しかし、上級者は我慢してボトムまで降りていけるのです。これはサーフィンの基本なのですが、なかなか難しい。

 

 

 

そして、満を持してのボトムターン。スピードが落ちる直前まで我慢してターンに入っていきます。で、この姿勢。これがボトムターンの基本。頭よりお尻が高くなっているでしょう。これを私は

 

 

 

てんびん理論 + 振り子の理論

 

 

 

と名付けていましてサーフィン・ステップアップ版に詳しく解説しています。

 



コンテンツ
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