EPSのサーフボード

テイクオフ成功の法則



EPSのサーフボード

EPSってなんぞや

 

 

まず、それからですよね。サーフィン・ビギナーでなくとも、このEPSをちゃんと理解しているサーファーはあまりいないと思います。

 

 

エクスパンデッド・スチロール...略してEPS。こう書くといかにも新素材って感じがしますが、その正体は普通に生活の中にあるものなんです。そう、発砲スチロール。サーフボード用に特別に処理されたものらしいですが、要は発砲スチロールなんですね。それの何がいいかといいますと、普通のウレタンフォームのサーフボードと比較してとにかく浮力がすごい。なので、ボード自体を小さくして軽量化できちゃうというわけ。

 

 

ところがこのEPS、ガラスクロスを巻いたあと普通の樹脂を使うと簡単に溶けてしまうらしいのです。そこでEPS用に考えられたのがエポキシ樹脂です。そしてこれがまたEPSサーフボードの売りのひとつにもなっています。強度が半端じゃないくらい高いからです。

 

 

 

 

 

 

 

最近のサーフィン雑誌にはこのEPSフォームを使ったサーフボードがたくさん紹介されています。あと、カーボンファイバーとのコラボレーションも増えてきました。カーボンファイバー・フレームと呼ばれていますが、EPSフォームをシェイプしてレール部分にカーボンファイバーを噛ませた構造なんですね。板の反発がすばらしく、加速性能に優れているとのことです。

 



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