kirifrexキリフレックス

テイクオフ成功の法則



kirifrexのサーフボード

サーフボードの重要な材料として木が使われているの知ってましたか。サーフボードにはセンターラインがありますよね。あれがそうです。

 

 

 

ストリンガー

 

 

 

といって、サーフボードの強度と反発性を高めるもの。どこがセンターなのかの目印で線が引いてあると思っていた人いませんでしょうか。近年では安価なスポンジや浮力と強度に優れたエポキシなどがシェアを伸ばしていて、このストリンガーがないサーフボードも普通になってきています。しかし、それでもなおストリンガーを持つボードは主流の座を譲っておりません。

 

 

 

 

 

 

ストリンガーは従来、ベニヤ材が使われてきました。が、数年前に私の地元である宮崎県から革命が起こったのです。その革命を起こした人は材木屋の息子さんでして、高級タンスの材料として知られる桐(きり)を採用するという奇抜な発想を思いついたのです。

 

 

 

 

その名はkirifrex(キリフレックス)。写真は開発者の山元智博さん。このストリンガーを持つサーフボードに乗ったら最後、他のボードには乗りたくないというサーファーが今や全世界にいるそうなのです。

 

 

従来のものとの大きな違いは反発力でして、板を踏めば踏むほどスピードが上がる脅威の加速だといいます。興味のある人はサーフボードを発注するときに「ブランクスはkirifrex採用のものでお願いします」と言ってください。今ではどのサーフボードメーカーでも客がブランクス(サーフボード本体の材料)を指定することができますので。

 



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