ファンボード

テイクオフ成功の法則



ショートを買ってもいいけれど

はらさん、こんにちは。

 

私はまだサーフィンを始めて3か月のビギナーで、はらさんの教材を参考にさせていただいております。サーフィンを始めてから何冊か一般のハウツー本を読んだりDVDを観たりしましたが、初心者にはちんぷんかんぷんな内容で、ちょっと途方にくれていたところでした。はらさんの教材はとても理論的で、わかりやすいです。海に行って早速実践しようと思います。

 

 

ところで、私は今ファンボードを使っています。浮力があるタイプのようですが、このボードでドルフィンスルーは可能でしょうか? サーフィンを初めてからドルフィンの練習はしているのですが、上手くできません。私の技術不足ももちろんでしょうが、ボードの問題だとどうしようもないので^^;

 

 

また、このままファンボードを使っていて上達するものでしょうか。購入したサーフショップの人は初心者の間はこれを使ったほうがいいといいます。知り合いに聞くと、そのボードだとすぐ物足りなくなるから買い替えてもいいんじゃないと言われます。今のボードでドルフィンが難しいなら、新しいボードに買い替えようと思います。

 

 

 

私の教材を買っていただいた方から質問をいただきました。ファンボードとドルフィンスルーに関するもので、これはサーフィンを始めたばかりの方から一番多い質問です。

 

 

「ファンボード」というのはサーフィン初心者を相手にサーフボードを売るため、その戦略としてサーフィン業界が考え出した商品名です。そしてその定義は「ショートボードに似た形の浮力のあるボード」という、いたってアバウトなものです。

 

 

 

 

 

ここで言っているように、波数の多いコンディションではファンボードは役に立たない場合が多いです。ですので、こんなときはロングボードでスープから乗ってテイクオフの練習をした方がぜんぜんいいです。でなければ、ショートボードでドルフィンスルーの練習だけをする。しかし、それはテンションが上がりませんよね。というわけで、答えとしては...

 

 

ショートボードに買い替えるのはまだ早い

 

 

ということになります。ドルフィンスルーよりも、とにかく波に乗ることを優先しなければなりません。沖に出ることができないのであれば、そんなときはスープライディングに徹するのです。

 

 

 

 

 

 

 

私の教材にはドルフィンスルーについての革新的な理論が書いてありますので、お金と時間に余裕のある方はショートボードを買ってドルフィンスルーの練習だけをするのもいいでしょう。しかし、絶対に気をつけないといけないのは...

 

 

ショートボードに乗り続けない

 

 

ことなんです。ショートボードを買ってしまうと、かっこいいとか、持ち運びが楽だ、という理由で最初に買った初心者用のファンボードやロングボードに乗らなくなってしまいます。それでサーフィン上達が遅れ、結局はサーフィンを止めてしまう人がとても多いのは事実です。



コンテンツ
ファンボードとは
我が国ではこのファンボード、サーフィンのビギナーが乗るものという意識が完全に固まっています。ロングボードのような安定感と、ショートボードに近い操作性。よくいえば、いいとこ取り。
ファンボードで挫折する
サーフィンを挫折する一番の理由は「波に乗れないから」ではなく、「沖に出れないから」です。海水浴のときとはまるで状況が異なる、荒々しい海の洗礼に嫌気がさすのです。
ファンボードの憂鬱
浮力のあるサーフボードはたしかにテイクオフしやすいのですが、反面、波のブレイクポイントに向ってパドルアウトするゲティングアウトが困難になります。
ショートに転向するとき
ロングボードからいきなり6フィート前後のショートボードに乗ると、あまりのギャップに根をあげてしまいます。そうならないために、少しづつボードを短くして体を慣らしていきましょう。
ファンボードの罠
サーフィン初心者、初級者が短期間でみるみる上達するサーフィンの極意をここに公開いたします。誰も言わない、誰も書かないサーフィンの理論は必見です。
ファンボード売上げランキング
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