ノーズライディング

テイクオフ成功の法則



ボードの上でサーファーが静止するとき

サーファーがサーフボードの上でじっとして動かないときがあります。それはサーファーにとって至福の瞬間であり、全てのサーファーがそのときを待ち望んでいます。しかし、それを体験できるのはほんの一握りのサーファーだけです。

 

 

普通、サーファーはサーフボードの上で忙しく動きます。何のために体を動かすのか。それはサーフボードを走らせるためです。そうです、サーフボードを走らせるのです。じっとして何もしないで、ただ波が押すのにまかしていたら...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

特に漕ぐ波ではそうです。サーフボードの上で何もしないでいたら、すぐに失速してダラダラとしたライディングになってしまい、最悪は波から抜けて終わりです。

 

 

サーファーはボードを走らせるためにいろんなテクニックを駆使します。アップス&ダウン、CRE(カットバック〜リエントリー)、オフザリップ...これらのテクニックは派手で見ごたえがありますが、本来の目的は全てボードを走らせるためです。

 

 

走っているサーフィンはカッコいいです。逆に、走っていないサーフィンはカッコ悪いです。つまり、サーフィンはスピードが命なのです。速いサーファーは間違いなく上手いサーファーです。特に技をきめていなくても、速いだけでじゅうぶんだったりします。

 

 

で、サーファーがじっとして動かなくなる瞬間とは...それはチューブライディングであり、そしてノーズライディング。



コンテンツ
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