サーフィンの感動
80年代のサーフィンブームのときにはJPSAやASPのサーフィン大会が地上波で放送されたことがありましたが、それでも放送時間帯とか視聴率とかを見ればとてもサーフィンがメジャーなスポーツといえるものではありませんでした。テレビのスポーツニュースやスポーツ新聞でサーフィン大会が取り上げられることもありません。おそらく日本人選手がパイプライン・マスターズで優勝したとしても、夜7時のNHKニュースで放じることはないでしょう。
サーフィンがスポーツとしてメジャーにならない理由...それは
サーファーにしかサーフィンの感動は伝わらない
ということなんだろうと私は思っています。 昨日の記事の続きではありませんが、なぜフィギュアスケートはあんなにメジャーなスポーツなのでしょう。極めて競技人口の少ないスポーツなのに。 そのことと比較して考えてみたらいいかもしれません。なぜフィギュアスケートはあんなにメジャーなスポーツなのか。
それは「すべての国民に感動を伝えることができる」からに違いありません。 フィギュアスケートをやったことがあるとかないとか、そんなことは全く関係ないのです。それはおそらく、いい音楽を聴いて感動すること、いい絵を見て感動すること、いい映画を見て感動することと同じ感覚だからです。
サーフィンの感動...人に伝えることの難しさ。 波の上を滑ったことのある人でないとわからないその感動。サーファーにしかサーフィンの感動は伝わらないのです。
コンテンツ
- 潮の満ち引き
- 満潮と干潮の時刻。初心者(ビギナー)の方はあまり気にしていないでしょうね。私もサーフィンはじめたばかりのころはそうでした。
- サーフィンはレジャーなのか
- 外から見てる印象と実際にやってみた感想が、こんなに乖離してしまうスポーツってのも珍しいです。
- キッズサーファーのモラル
- もしキッズサーファーから不愉快な言動を受けたとしても、それでサーフィンへの情熱を失ったり、プライドが傷ついたとして落ち込んだりしないでください。
- セットの波
- セットとは「周期的な波の集団」ですが、日本の海ではそれがあまり明確でないからです。ビーチブレイクの場合は特にそうです。
- サーフィン中毒
- 毎日のようにサーフィンをしている人ほど波取り合戦では貪欲です。その様はまさしくサーフィン中毒患者と言っていいほどです。
- 世界のトップ選手とサーフィンができる
- 一流選手の演技を目の前で見ながら練習できるのですから。そういうことも考えつつ海に入ると、また新たな感動を持ってサーフィンできるというものです。
- ロングボーダーへの誹謗中傷
- ロングボーダーを誹謗中傷するショートボーダーは間違いなくロングボードの経験がありません。経験というのは「本気でやったこと」という意味です。
- サーフィンと子供の成長
- 子供にはサーフィンだけでなく他のスポーツにもじゅうぶんに触れる機会を与えてあげることは親の責任として大切かと思います。
- サーフィンができる喜び
- サーフィンという水遊び。たかが板の上に立って波に乗るだけの遊び。しかしよく考えてみれば、だからこそ五体満足が必要条件となるわけです。