サーフィンと子供の成長
「サーフィンする子供は成長しない」という説があります。成長しないというのは「人間的に」という意味と、「身体的に」という意味の2つがあります。人間的に成長しない背景には、周りにいる大人からチヤホヤされることがあるようです。
衝撃的なのは「身体的に成長しない」という部分でしょう。サーフィンをしている子供は、他の一般的な子供と比較して明らかに身長が低くて体重も軽いというのです。ちなみにこの身体に関することは、正確な統計に基づくものではありませんで、あくまでも長年の経験と観察による氏の実感です。 そう言われてみると、世界的にも有名なサーファーはみな体が小さいような気がします。ジェリー・ロペス、マイケル・ホー、トム・キャロル...小さい人ばかり選んでしまっているのかもしれませんが。
この衝撃的な説を聞いて驚いたあと、「ON SAFARI TO STAY」というサーフィン・ビデオを見てちょっとホッとしました。このビデオの中でウィングナットといっしょにフューチャーされている金髪ロンゲの少年、彼こそはロングボードサーフィン界の巨星ジョエル・チューダーなのです。
今ではすっかり大きくなって、ウィングナットよりぜんぜん背が高いですよね。話は反れますが、ロングボードは身長の高い人の方がやはり似合いますし、見ててスタイリッシュ。ジョエル・チューダーがここまでカリスマ的な存在となったのは長身のルックスあってのものでしょう。
結論ですが、この説が正しくないとしても、子供にはサーフィンだけでなく他のスポーツにもじゅうぶんに触れる機会を与えてあげることは親の責任として大切かと思います。サーフィンの世界や風俗は独特なので、偏った人生観にならないためにも。
- 潮の満ち引き
- 満潮と干潮の時刻。初心者(ビギナー)の方はあまり気にしていないでしょうね。私もサーフィンはじめたばかりのころはそうでした。
- サーフィンはレジャーなのか
- 外から見てる印象と実際にやってみた感想が、こんなに乖離してしまうスポーツってのも珍しいです。
- キッズサーファーのモラル
- もしキッズサーファーから不愉快な言動を受けたとしても、それでサーフィンへの情熱を失ったり、プライドが傷ついたとして落ち込んだりしないでください。
- セットの波
- セットとは「周期的な波の集団」ですが、日本の海ではそれがあまり明確でないからです。ビーチブレイクの場合は特にそうです。
- サーフィン中毒
- 毎日のようにサーフィンをしている人ほど波取り合戦では貪欲です。その様はまさしくサーフィン中毒患者と言っていいほどです。
- 世界のトップ選手とサーフィンができる
- 一流選手の演技を目の前で見ながら練習できるのですから。そういうことも考えつつ海に入ると、また新たな感動を持ってサーフィンできるというものです。
- サーフィンの感動
- 波の上を滑ったことのある人でないとわからないその感動。サーファーにしかサーフィンの感動は伝わらないのです。
- ロングボーダーへの誹謗中傷
- ロングボーダーを誹謗中傷するショートボーダーは間違いなくロングボードの経験がありません。経験というのは「本気でやったこと」という意味です。
- サーフィンができる喜び
- サーフィンという水遊び。たかが板の上に立って波に乗るだけの遊び。しかしよく考えてみれば、だからこそ五体満足が必要条件となるわけです。