宮崎で開催されたQS1000のファイナル(10月10日)で大原洋人プロが見せた高さのあるエアーリバース。
ボードの選択に迷ったのか、試合開始のホーンが鳴るギリギリになってビーチに登場した大原洋人。走りながら深呼吸して息をプーっと吐きました。
こちらは通称ナバレオこと稲葉玲王プロ。彼はJPSA(日本の独自リーグ)のプロ資格の最年少記録(当時13歳)をもっていますが、海外遠征ばかりしていて日本国内ではしばらく忘れさられていました。しかし、ここにきてやっと頭角を現してきました。この日もファイナルまで駒を進め、あわや優勝かと思わせるキレのある演技を披露してくれました。
駐車場で着替えをしていたナバレオ。最低ランクのQS1000とはいえ世界大会です。そのファイナルを戦った選手が駐車場で着替えとは(トホホ)。せめてテントでもいいから選手用のブースを設けてあげられないものでしょうか。
コンテンツ
- 日本人はWCTに入れるか
- 日本人選手の場合、あるていど世界で勝てるようになると、もう誰も彼らにアドバイスや忠告をできる人が周りにいない
- JPSAは世界基準のジャッジをすべし!
- JPSAのジャッジは、「波をコンプリートする」ということに拘りがありすぎると思います。最後まできっちり乗ると高得点が出るのはアマチュアの大会まででしょう。
- 日本人女子プロサーファーの10点満点
- JPSA女子ではストレートアップのターンに何かしらの技を1つでも加えれば満点が出ることがわかりました。
- 日本人トッププロの現実(その1)
- お倉が浜はビーチが広いのでこの階段からだと選手の演技はほとんど確認できません。「なんか大会やってるぞ〜」なんでしょうね。
- 日本人トッププロの現実(その3)
- 私が向けるカメラのレンズにハニカミながら笑顔をくれた美乃里ちゃん。嬉しくもあり、辛くもあり、複雑な心境でした。
- 日本チャンピオンになるには
- JPSAは日本独自のプロサーフィンリーグ。昔は複数のプロリーグがありましたが、紆余曲折の末に1つに統合されました。