海部川河口 〜 リバーマウスブレイク
我国にもハワイやバリに負けないくらいのスウェル(うねり)と完璧なサーフ(岸波)が炸裂するサーフポイントがいくつかありますが、その中から三つ選べと言われたらどこになると思いますか。選考がかなり難しいですが、思うに、四国の海部川河口ポイントは間違いなくそのうちの一つに入るはずです。
リバーマウス・ブレイク
私がこのサーフィン用語を知ったのは、この海部ポイントがきっかけでした。リバーマウスとは河口のことでして、そこに発生するパーフェクトブレイク(完璧な波)を指す言葉。つまり、河口に立つ波ならなんでもそうではないのです。まさしく完璧なブレイク、そうでなくてはいけません。大きく切り立った波のピーク(頂点)から、レギュラー(右)とグーフィー(左)に規則正しく、しかも美しく、チューブを巻きながら崩れていく波。そういう波のことです。
年に数回だけ、海部ポイントではそういう波が見られるといいます。そしてこのリバーマウス・ブレイクという言葉は、このポイントの代名詞になったのだと思います。2009年のJPSA第4戦決勝はなんとその海部ポイントで決行されました。関係者によれば、これは歴史的な事例だということです。これまでコアなローカルサーファーにしか解放されていなかったサーフポイントでの大会開催。波のサイズはダブルオーバーヘッド、伝説のリバーマウス・ブレイクとはいかないまでも、レギュラーブレイクはほぼ完璧だったようです。
写真はJPSA公式サイトから引用しています。
いい波ですね〜。 こういう波なら私なんかでも入ってみたいと思ってしまいます。ひょこっと行っても入らせてはもらえないでしょうけれど。
- 湘南
- 湘南とパイプライン。 混雑ぶりはほとんど同じ。 しかしそこにいるサーファーのレベルは全く違っています。
- 伊良湖
- 伊良湖のある愛知県田原市の観光ガイドにはサーフィンに関する記事やサーフポイントの案内はいっさいありません。
- 青島、こどもの国
- 青島〜こどもの国ポイントは、まさしくサーフィン・ビギナー天国なのです。テイクオフは超イージー、つまりテイクオフマージンが広いので余裕をもって立てます。
- 沖縄スーサイド
- 沖縄のスーサイド・ポイント。海へのエントリーはリーフをよちよち歩きで10分、けっこう過酷です。
- 種子島
- 波の宝庫と呼ばれる種子島であっても「一発で波を当てることはできない」ということ。その意味では種子島も宮崎と同じです。
- お倉が浜
- ワイヤレスのマイク(SONY UWP-V1)を購入しましたので、テストレポートをしてみます。
- 種子島
- 物語のヒロイン(花苗)が通っている中種子高校を舞台としたラブストーリーでして、その周辺の景色や建物がほぼそのままアニメ化されています。
- 日南市 小吹毛井
- いわゆる「宮崎の波」といえば「日南市の波」なのであって、この小吹毛井の波はその中でも彼らにとって特別な存在なのです。
- 宮崎市 内海
- ピークからテイクオフできて波がグラッシー(面がつるつる)であれば、最高のパフォーマンスでサーフィンできます。このポイントはまさにそれです。
- 延岡市 松島
- 下阿蘇海岸はその美しい景観から「日向松島」と呼ばれているそうです。また、環境省の快水浴場百選では九州ナンバーワンになっています。