バックサイドのボトムターン

テイクオフ成功の法則



腰を入れてヒザを曲げる

 

よくあるバックサイドのNG例。これではスピードにのったボトムターンができず、すぐにスープに飲まれてしまいます。注目すべきはお尻とヒザです。これでは波のフェイス側にレールが入っていかないのです。

 

 

 

 

 

 

こちらは模範演技のようなバックサイド・ボトムターン。体重がしっかりと波側のレールに載ってます。NG例と比較して何が決定的に違うかといえば、腰が入っていること、そして左右のヒザの高さです。ビギナーの場合、特にバックサイドではお尻が出てしまいます。基本姿勢である「腰を入れる」を忘れててはいけません。また、腰を落とすときに左右のヒザを同じ高さにしてしまうと上体を開くことが難しくなります。つまり、バックサイドの波を見づらいのです。後ろ足のヒザを、より深く曲げることを意識するのがポイントです。

 

 

初級者や高齢者は足腰が弱いので、いきなりこれを海でやるのは無理があります。したがってバックサイドのターンを早くものにするには陸上トレーニングが欠かせません。

 



コンテンツ
初心者脱出のレベルとは
NSAではフロントサイドもしくはバックサイドで規定された技ができればよく、特にバックサイドに焦点をあてて審査しません。しかしながら、フロントサイドとバックサイドは全く別のサーフィンだと私は考えるのです。
背中の波を見る
バックサイドにおける最初の壁は「波が見えない」ということでして、これは自分ではなかなか気付かないことです。気づいていないからこそ厄介。
失速しないために
バックサイドのターンに悩んでいるGENさんですが、これは実は大人になってからサーフィンを始めた人全員がぶつかる壁です。なにもGENさんが特別なわけではございません。
天才カリッサ・ムーア
カリッサを見れば、その動きを観察すれば、理屈抜きに究極の理想形がわかります。自然の生き物の動きは、間違いなく神(かみ)が示す見本だからです。
陸上で繰り返し練習
こんばんわ。以前、初心者脱出プログラムを購入しています●●と申します。こちら湘南はあまり波もなく、寒さと体調不良などが続いて1ヶ月も海から遠ざかっています。
バックサイドのボトムターン
ケリー・スレーターのバックサイド・ボトムターン。彼の豪快なバーティカルリッピングは、この強烈な体のひねりによって生み出されています。
バックサイドもカッコよく乗りたい
埼玉のヨシヒロさんのバックサイド。ヨシヒロさんの「視線」は半分だけ完成しています。なので、残り半分が完成するだけでサーフィンがガラっと変わってくる可能性があります。
バックサイドのターンとトップアプローチ
実はヒザを大きく曲げると体重はつま先側に効率よく乗っていきません。要するにターンしにくくなるのです。中級以上の人はともかく、初級レベルの人がこの動画を見てしまうとターンできない症候群に陥ってしまうかもしれません。
幼女のバックサイドサーフィン
バックサイドで上手に乗っているのはハーフの女の子です。この年齢にしてこのバックサイドサーフィンはほんとに驚きです。

 
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