バックサイドのターンとトップアプローチ
この動画は2010年にアップされていて、これまでに9万3000回以上も再生されています。サーフィン上達法の動画としては異例の人気ぶりですが...
フロントサイドのボトムターン 開始58秒〜
前足にじゅうぶんに体重を載せ、両ヒザはじゅうぶんに大きく曲げます。そして、後ろ足のヒザは少し内側へノーズ寄りに傾けます。お尻は少しデッチリになるように腰を曲げ、上半身はノーズ寄りに傾けます。
まずはフロントサイドの解説がこれ。書き起こしてみました。日本語なので自分で書き起こしができました(笑)。実際には、前足に体重を載せていくのはターンの態勢に入る直前までです。ターンに入ったとき両足の体重配分(前足:後ろ足)はフルレールのターンで5:5、バーティカル系のクイックターンで3:7でしょうか。あと、ステップバックして後ろ足加重がしやすくするのも忘れてはいけないポイントです。
「両ヒザはじゅうぶんに大きく曲げます」とありますが、実はヒザを大きく曲げると体重はつま先側に効率よく乗っていきません。要するにターンしにくくなるのです。中級以上の人はともかく、初級レベルの人がこの動画を見てしまうとターンできない症候群に陥ってしまうかもしれません。
バックサイドのボトムターン 開始1分43秒〜
なるべく波に対して急な角度をとらず、波のボトムへ斜めから入っていきます。では進行方向を必ず捕えるよう顔をよく曲げてください。そのときのスタイルとしてはフロントサイド同様、ヒザをよく曲げ前の手は波を触るよう落とします。そして手を前に出しながらお尻は少し落とす要領でレールを入れます。このとき両手は振り子の手のように二つとも同じ動きで後ろから前へ出してあげると肩がよく開きターンもしやすくなります。
バックサイドに関しては、もう何が何やら意味不明となっております。「なるべく波に対して急な角度をとらず、波のボトムへ斜めから入っていきます」というのはケースバイケースであって、需要なのは波のフェイスをよく見て最も波のパワーをもらえる位置でターンに入ることです。なので、急角度で降りていってターンに入ることもあります。
「顔をよく曲げる」というのは「横を向く」ということでしょう。テイクオフして波を滑り降りているときは進行方向(波のフェイス)が横に広がっているからです。そしてまた「ヒザをよく曲げ」となるのですが、ここが最大のポイントなのに突っ込んだ解説が全くありません。バックサイドのターンが上手くできるかどうかはこの瞬間にかかっています。
- 初心者脱出のレベルとは
- NSAではフロントサイドもしくはバックサイドで規定された技ができればよく、特にバックサイドに焦点をあてて審査しません。しかしながら、フロントサイドとバックサイドは全く別のサーフィンだと私は考えるのです。
- 背中の波を見る
- バックサイドにおける最初の壁は「波が見えない」ということでして、これは自分ではなかなか気付かないことです。気づいていないからこそ厄介。
- 腰を入れてヒザを曲げる
- ビギナーの場合、特にバックサイドではお尻が出てしまいます。基本姿勢である「腰を入れる」を忘れててはいけません。
- 失速しないために
- バックサイドのターンに悩んでいるGENさんですが、これは実は大人になってからサーフィンを始めた人全員がぶつかる壁です。なにもGENさんが特別なわけではございません。
- 天才カリッサ・ムーア
- カリッサを見れば、その動きを観察すれば、理屈抜きに究極の理想形がわかります。自然の生き物の動きは、間違いなく神(かみ)が示す見本だからです。
- 陸上で繰り返し練習
- こんばんわ。以前、初心者脱出プログラムを購入しています●●と申します。こちら湘南はあまり波もなく、寒さと体調不良などが続いて1ヶ月も海から遠ざかっています。
- バックサイドのボトムターン
- ケリー・スレーターのバックサイド・ボトムターン。彼の豪快なバーティカルリッピングは、この強烈な体のひねりによって生み出されています。
- バックサイドもカッコよく乗りたい
- 埼玉のヨシヒロさんのバックサイド。ヨシヒロさんの「視線」は半分だけ完成しています。なので、残り半分が完成するだけでサーフィンがガラっと変わってくる可能性があります。
- 幼女のバックサイドサーフィン
- バックサイドで上手に乗っているのはハーフの女の子です。この年齢にしてこのバックサイドサーフィンはほんとに驚きです。