バックサイドサーフィン

テイクオフ成功の法則



バックサイドのターン 〜 失速しないための法則

サーフィンを32歳ではじめて1年4カ月になります。サーフィンEブック&はらさんのブログによりいろいろな知識を得たことで、遅く始めたながらも上達を感じながらサーフィンの楽しさを満喫できています。最初のテイクオフの壁は間違いなくはらさんのおかげで越えられました。やればやるほどテイクオフの奥深さを感じます。

 

 

現在はより早くできるように、確実にスタンド後のフットの位置が決まるよう心がけて練習しています。すこしづつフェイスを走れる回数が増えてきました。アップスでの加速を時折感じられるようにもなってきました。

 

 

しかしながら、現在新たな壁にぶつかっています。カットバックをしようとしてバックサイドに体を開くと、バックサイド側のレールとノーズが沈んでいき、失速することが多いです。なにかいい対策やイメージがあればご教授ください。お忙しい中かと思いますのでお時間あるときに気が向いたらご指導ください^^;

 

 

NSAのクラス認定試験では特にバックサイドに注目した審査はありません。それはたとえ1級であってもです。しかしフロントサイドのサーフィンと、バックサイドのサーフィンはまるで別物といっていいほどテクニック的に異なっているのです。そしてまた見た目にも違う印象を持つものですが、間違いなくバックサイドの方がかっこよいのです。「かっこよいものは難しい」ものですし、バックサイドサーフィンも例外ではありません。そうです。バックサイドは難しいのです。

 

 

バックサイドのターンに悩んでいるGENさんですが、これは実は大人になってからサーフィンを始めた人全員がぶつかる壁です。なにもGENさんが特別なわけではございません。フロントサイドのターンであれば失敗を繰り返すことで体がコツを習得するものです。しかし、バックサイドの場合はそうはいきません。子供は天才ですのでこれも自然にクリアしてしまうのですが、大人は頭で考える必要があります。本能ではカバーできません。

 

 

 

 

 

 

 

キッズのバックサイドサーフィンです(サーフリサーチより)。とても上手ですし、重要なポイントは全部しっかりできています。これはバックサイドのボトムターンからトップへのアプローチですが、技に入るときの姿勢はフロントサイドのカットバックと基本的に同じです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カットバックやバックサイドのボトムターンでは、このような天秤理論が働いています。頭とお尻でバランスをとっているのです。そしてバランスをとるためには、このように低い姿勢が有効です。サーフィン初心者または初級者の場合はこの低い姿勢ができていません。自分でやってるつもりでも、できていないものです。

 

 

キッズのシークエンス写真をもう一度そういう目で見てみましょう。彼はしっかりこの天秤ができています。お尻が落ちて、そして両腕が前に伸びています。彼は本能でやっているのですが、大人は意識しないと絶対にできません。ミスターテイクオフを使えば効率のよい練習ができます。



コンテンツ
初心者脱出のレベルとは
NSAではフロントサイドもしくはバックサイドで規定された技ができればよく、特にバックサイドに焦点をあてて審査しません。しかしながら、フロントサイドとバックサイドは全く別のサーフィンだと私は考えるのです。
背中の波を見る
バックサイドにおける最初の壁は「波が見えない」ということでして、これは自分ではなかなか気付かないことです。気づいていないからこそ厄介。
腰を入れてヒザを曲げる
ビギナーの場合、特にバックサイドではお尻が出てしまいます。基本姿勢である「腰を入れる」を忘れててはいけません。
天才カリッサ・ムーア
カリッサを見れば、その動きを観察すれば、理屈抜きに究極の理想形がわかります。自然の生き物の動きは、間違いなく神(かみ)が示す見本だからです。
陸上で繰り返し練習
こんばんわ。以前、初心者脱出プログラムを購入しています●●と申します。こちら湘南はあまり波もなく、寒さと体調不良などが続いて1ヶ月も海から遠ざかっています。
バックサイドのボトムターン
ケリー・スレーターのバックサイド・ボトムターン。彼の豪快なバーティカルリッピングは、この強烈な体のひねりによって生み出されています。
バックサイドもカッコよく乗りたい
埼玉のヨシヒロさんのバックサイド。ヨシヒロさんの「視線」は半分だけ完成しています。なので、残り半分が完成するだけでサーフィンがガラっと変わってくる可能性があります。
バックサイドのターンとトップアプローチ
実はヒザを大きく曲げると体重はつま先側に効率よく乗っていきません。要するにターンしにくくなるのです。中級以上の人はともかく、初級レベルの人がこの動画を見てしまうとターンできない症候群に陥ってしまうかもしれません。
幼女のバックサイドサーフィン
バックサイドで上手に乗っているのはハーフの女の子です。この年齢にしてこのバックサイドサーフィンはほんとに驚きです。

 
ホーム 基礎知識 豆知識 読者の声