背中側にある波を見ていますか
ミスターテイクオフを使った、シゲさんのバックサイドテイクオフです。 どうでしょう。どこがNGかおわかりですか。シゲさんはバックサイドにテイクオフしたつもりですが、そんなシゲさんにはきっと背中側にある波は見えていません。
バックサイドにおける最初の壁は「波が見えない」ということでして、これは自分ではなかなか気付かないことです。気づいていないからこそ厄介。誰かにチェックしてもらうなり、ビデオを撮るなりしなければいけません。
バックサイドのボトムターン 〜 ヨットで波乗りより
バックサイドのトップアプローチ 〜 SURF RESERCH より
バックサイドのリッピング 〜 JPSA公式サイトより
キッズからレジェンドからプロまで、バックサイドの画像を並べてみました。どれも共通していえるのは、バックサイドの波をしっかり見ているということ。シゲさんは実際の波に乗っているわけではありませんが、明らかに姿勢と視線が違うのがおわかりでしょう。
これまた3日間にわたる通信レッスンの成果です。なんとかサマになってきました。シゲさんは足首が硬いので後ろ足をどう安定させるかがポイントです。できればもっと足全体を寝かせて足の側面をボードと接触させたいところですが、無理は禁物。いちばん大事なのは自然体ですから。サーフィンの基本はリラックスです。
コンテンツ
- 初心者脱出のレベルとは
- NSAではフロントサイドもしくはバックサイドで規定された技ができればよく、特にバックサイドに焦点をあてて審査しません。しかしながら、フロントサイドとバックサイドは全く別のサーフィンだと私は考えるのです。
- 腰を入れてヒザを曲げる
- ビギナーの場合、特にバックサイドではお尻が出てしまいます。基本姿勢である「腰を入れる」を忘れててはいけません。
- 失速しないために
- バックサイドのターンに悩んでいるGENさんですが、これは実は大人になってからサーフィンを始めた人全員がぶつかる壁です。なにもGENさんが特別なわけではございません。
- 天才カリッサ・ムーア
- カリッサを見れば、その動きを観察すれば、理屈抜きに究極の理想形がわかります。自然の生き物の動きは、間違いなく神(かみ)が示す見本だからです。
- 陸上で繰り返し練習
- こんばんわ。以前、初心者脱出プログラムを購入しています●●と申します。こちら湘南はあまり波もなく、寒さと体調不良などが続いて1ヶ月も海から遠ざかっています。
- バックサイドのボトムターン
- ケリー・スレーターのバックサイド・ボトムターン。彼の豪快なバーティカルリッピングは、この強烈な体のひねりによって生み出されています。
- バックサイドもカッコよく乗りたい
- 埼玉のヨシヒロさんのバックサイド。ヨシヒロさんの「視線」は半分だけ完成しています。なので、残り半分が完成するだけでサーフィンがガラっと変わってくる可能性があります。
- バックサイドのターンとトップアプローチ
- 実はヒザを大きく曲げると体重はつま先側に効率よく乗っていきません。要するにターンしにくくなるのです。中級以上の人はともかく、初級レベルの人がこの動画を見てしまうとターンできない症候群に陥ってしまうかもしれません。
- 幼女のバックサイドサーフィン
- バックサイドで上手に乗っているのはハーフの女の子です。この年齢にしてこのバックサイドサーフィンはほんとに驚きです。