ショアブレイクの危険性
ショアブレイクについてのレッスン動画を作ってみました。ショアブレイクで死にかけた人はたくさんいますので、みなさんもじゅうぶん気をつけてください。宮崎の青島ポイントなどは沖で大きな波が割れていても、岸辺で危険なショアブレイクが発生することがよくあります。
これまでスキーや剣道をやりましたが、サーフィンだけは全く歯が立ちません。全てのスポーツには基本的な型があり、それらを理論的に習得すればなんとかなるというのに、サーフィンだけは「ひたすら海で揉まれろ」と言われる世界なので困っております。
小波ですらぜんぜん立てないので、ミスターテイクオフでトレーニングしようと思います。
先日いただいたこのメールを読んで気になったのは、「小波ですら」という部分です。たしかに波が大きくなるにつれてサーフィンはどんどん難易度が高くなるのですが、逆に波が小さすぎてもサーフィンは難しいのです。サーフィンは自転車と同じでして、推進力が弱いと安定して立っていられないからです。
サーフィンが最もやりやすいのは腰〜腹サイズの波です。ただし、ショアブレイクは例外ですのでじゅうぶん気をつけましょう。
台風シーズンのショアブレイク
2015年のJPSA第5戦、ファイナルデーはご覧のとおりのドカッ掘れショアブレイク。乗っているのは今大会絶好調の村上舜プロですが、このサッキーな波で信じられないようなテイクオフをしておりました。
女子はテイクオフするのもままならず。女子トップ選手の大村プロでさえこの始末でした。
これはロングボードの佐久間秀人プロ。板がポッキリ折れてしまいました。
- サーフィンが上手くなる条件
- 一人で海に行く人はサーフィンが上手くなります。いつも仲間とワイワイやってる人よりも、一人で行動している人の方が間違いなくサーフィンに集中しています。
- サーフィン適格を診断します
- 足首が柔軟な人ほどサーフィン初心者脱出が早いです。それはテイクオフが上手くできるからです。
- サーフィン上達の法則
- 「サーフィン早期上達のカギはビデオ撮影にある」といっても過言ではありません。一昔と違い、今では高倍率ズームレンズの新品ビデオカメラが2万円台で買えてしまいます。
- サーフィン上達と挫折
- いくらやってもテイクオフすらままならない。おそらくそんなところではないでしょうか。しかし、それが普通なのです。野球やサッカーなど他のスポーツと同じと思ってはいけません。
- サーフィン理論と体力
- 目からウロコが落ちるとは正にこのこと、その理論と解説を聞いたら突然パッと視界が開けたのです。「そうか、そういうことか」と。
- サーフィン理論の重要性
- 勝手ながらはらさんは「師」だと思ってます。これからも楽しくそして少しでも上手くなってサーフィンライフを充実したいです。
- 「私たち」という定義
- 私たちモデルとは、特に身体能力が優れているわけではない人たちを指しており、世の中の99%はそういった人たちです。つまりは「普通の人」のことです。
- サーフィンは自己満足ではいけない
- サーフィンは自己満足ではいけないというのは私の持論であり、サーフィンの核心でもあると思っています。「周囲の目なんて気にしない」と強がる人ほど実は気にしているものです。
- サーフィン保険
- 生命保険はたいがいの方は入っておられますが、傷害保険にまで入っておられる方はけっこう少ないようです。
- 沖に出るのが怖いとき
- パドリングが楽になれば恐怖心は完全に払拭されるのでしょうか。答えはノーです。たしかに以前よりは怖くなくなりますが、全く平気になることはないでしょう。それはなぜ?
- 上達しない自分は諦めるべきなのか
- 私の元には「まだ横に走れません」という方が来られますが、中にはサーフィン初めて10年以上という方もちらほら。では、もう諦めるべきなのでしょうか。その答えは絶対に「NO!」です。