サーフィン短期上達の法則とは
これはマーさん(東京都)のライディング。湘南で撮影されたビデオです。このビデオを解析することでマーさんの今後の課題が見えてきます。
まずはテイクオフシーンです。一見して、うまく立ってるように思えます。しかし、これと比較してみると...
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プロ選手のテイクオフ。明らかに違うのがおわかりでしょうか。まず注目すべきは頭が立っているかいないか。マーさんの背中は丸くなっており、これでは頭を立てることができません。対してプロの方は背中が反っていますので、頭を立てることができます。
上級者のテイクオフはチータの走りに似ています。この姿勢にこそ最強のテイクオフの秘密が隠されています。どうして頭を立てる必要があるのか。どうして背中が丸くなっていまうのか。本当に重要なポイントですので、これについては無料レポートをお読みください。 ⇒ こちらからどうぞ。
また、プロがテイクオフと同時に加速しているのに対し...
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マーさんはテイクオフの直後で失速しています。どうして失速してしまったのでしょう。その原因は加重コントロールの甘さにあります。テイクオフではホバリングからホップアップするまでノーズ加重をしっかりキープ。そしてテイクオフ直後のアップの瞬間、テール加重でボードを踏みます。この連携プレイは特に速いブレイクの小波では必須のテクニックとなっています。
マーさんの場合、テイクオフ完了までのノーズ加重がしっかりできていません。そして何より、テイクオフからアップスにつなげるアクションが全くできていません。これが今後の課題であることがわかりました。
ビデオは自分では撮れない
「サーフィン早期上達のカギはビデオ撮影にある」といっても過言ではありません。一昔と違い、今では高倍率ズームレンズの新品ビデオカメラが2万円台で買えてしまいます。また、小さいお子さんのおられる方であれば既に買って持っているはずです。なのに、ビデオカメラを利用しない。ビデオで撮ってサーフィン上達に役立てようとしない。
なぜでしょう? はい、その答えは「自分で自分を撮影できない」からです。そう、サーフィンは広い範囲を動き回るので必ず誰かに撮影をお願いしなくてはいけないのです。これです、問題は。ビデオカメラを持ってる持ってないではないのですね。しかも、レンズの倍率をかなり上げた状態で被写体を追いかけますので、撮影にはそれなりの忍耐と技術を要します。彼女とか奥さんに「ちょっと撮って」と気軽に頼めるものではないでしょう。
自分のサーフィン、誰に撮ってもらうか...けっこう悩みます。そして、どうしても撮影者を見つけられないとき。そういうときは、いっそのことプロに撮ってもらいましょう。ギャラが高くて無理でしたら、ビデオマニアを探してアルバイトしてもらうのがいいかもしれません。普通、時給1000円くらいでやってくれるはずです。
「お金払ってまでね〜」と多くの方は思うことでしょう。しかし、サーフィン・スクールに行く以上の効果が期待できますので、けっして躊躇すべきではないと私は思います。
肉眼では気付かない瞬間がわかる
熊本県のマグナムさんです。スローで再生してみると、いい部分や悪い部分が全部わかってしまうのです。こんなふうにです。
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これはホバリングに入ったところですが、顔は垂直に立ってるのでGOODです。いけないのは見てる方向。波のフェイスを見なければいけません。
そして、こんな瞬間をビデオは捕えていました。肉眼では気付かなかったのですが、完全に顔が下を向いています。
そしてようやく顔が上がってくるのですが、時すでに遅し。波のショルダーが視界に入ったときには、波はもうスープになろうとしています。
- サーフィンが上手くなる条件
- 一人で海に行く人はサーフィンが上手くなります。いつも仲間とワイワイやってる人よりも、一人で行動している人の方が間違いなくサーフィンに集中しています。
- サーフィン適格を診断します
- 足首が柔軟な人ほどサーフィン初心者脱出が早いです。それはテイクオフが上手くできるからです。
- サーフィン上達と挫折
- いくらやってもテイクオフすらままならない。おそらくそんなところではないでしょうか。しかし、それが普通なのです。野球やサッカーなど他のスポーツと同じと思ってはいけません。
- サーフィン理論と体力
- 目からウロコが落ちるとは正にこのこと、その理論と解説を聞いたら突然パッと視界が開けたのです。「そうか、そういうことか」と。
- サーフィン理論の重要性
- 勝手ながらはらさんは「師」だと思ってます。これからも楽しくそして少しでも上手くなってサーフィンライフを充実したいです。
- 「私たち」という定義
- 私たちモデルとは、特に身体能力が優れているわけではない人たちを指しており、世の中の99%はそういった人たちです。つまりは「普通の人」のことです。
- サーフィンは自己満足ではいけない
- サーフィンは自己満足ではいけないというのは私の持論であり、サーフィンの核心でもあると思っています。「周囲の目なんて気にしない」と強がる人ほど実は気にしているものです。
- サーフィン保険
- 生命保険はたいがいの方は入っておられますが、傷害保険にまで入っておられる方はけっこう少ないようです。
- 沖に出るのが怖いとき
- パドリングが楽になれば恐怖心は完全に払拭されるのでしょうか。答えはノーです。たしかに以前よりは怖くなくなりますが、全く平気になることはないでしょう。それはなぜ?
- 上達しない自分は諦めるべきなのか
- 私の元には「まだ横に走れません」という方が来られますが、中にはサーフィン初めて10年以上という方もちらほら。では、もう諦めるべきなのでしょうか。その答えは絶対に「NO!」です。
- ショアブレイクの危険性
- ショアブレイクで死にかけた人はたくさんいますので、みなさんもじゅうぶん気をつけてください。