サーフィン適格を診断します
サーフィン適格...つまり、どれだけ自分がサーフィンに向いているかどうかです。いろんなファクター(要素)があると思います。性格であったり、根性であったり、身体能力であったり。
たしかに根性論はたいせつです。サーフィンは上達するのに時間がかかるし、けっこう危険な目にあいますので挫折率が高いですから。ただ、性格的なものを診断するのはけっこう難しい上に精度が疑問です。ですので、そういう曖昧なものでサーフィン適格をどうのこうの言うのは興味を引かないでしょう。
なので、ここで私が話すのは身体的な診断方法です。しかも瞬時にわかってしまう方法です。それはいわゆる”身体能力”をチェックするものではありません。運動神経がいいかどうかは関係ないのです。
サーフィンで大事なのは身体能力の高さとか運動神経のよさ以前に、体の柔らかさがあります。相撲取りは股割りと呼ばれる開脚ができなければ適格なしとされるように、サーフィンにもこれができなければ適格なしと判断されるものがあるのです。
それは足首です。ウンコ座りがちゃんとできる人はサーフィン適格があります。足首が硬いとカカトが浮いてしまいますので、座ったときに不安定ですね。プロや一流のサーファーに足首の硬い人はいません。みんな柔らかいです。だから、どんな姿勢のときもサーフボードに足の裏がびったり張りついています。
そして、足首が柔軟な人ほどサーフィン初心者脱出が早いです。それはテイクオフが上手くできるからです。テイクオフしないことにはサーフィンは始まらず、テイクオフの回数が多いほど上達スピードは速いです。
テイクオフ成功の秘訣は、まず後ろ足です。私のサーフィンEブック(サーフィン初心者脱出プログラム)を購入いただいた方ならよく理解いただいているはずです。後ろ足がグラつくと前足を置く場所が毎回違ってしまい、ほとんどセンターを外してしまいます。だから、特に後ろ足首の柔軟性は重要といえます。
この際ですから白状してしまいます。実はこの私、後ろ足首がとても硬いのです。もっとはっきり言いましょう。私にはサーフィン適格がありません。にもかかわらず、50を目前にしてわずか8か月でショートボードを攻略できました。試行錯誤しながらでしたので、私の理論を学んだ人ならもっと早くできるはずです。
- サーフィンが上手くなる条件
- 一人で海に行く人はサーフィンが上手くなります。いつも仲間とワイワイやってる人よりも、一人で行動している人の方が間違いなくサーフィンに集中しています。
- サーフィン上達の法則
- 「サーフィン早期上達のカギはビデオ撮影にある」といっても過言ではありません。一昔と違い、今では高倍率ズームレンズの新品ビデオカメラが2万円台で買えてしまいます。
- サーフィン上達と挫折
- いくらやってもテイクオフすらままならない。おそらくそんなところではないでしょうか。しかし、それが普通なのです。野球やサッカーなど他のスポーツと同じと思ってはいけません。
- サーフィン理論と体力
- 目からウロコが落ちるとは正にこのこと、その理論と解説を聞いたら突然パッと視界が開けたのです。「そうか、そういうことか」と。
- サーフィン理論の重要性
- 勝手ながらはらさんは「師」だと思ってます。これからも楽しくそして少しでも上手くなってサーフィンライフを充実したいです。
- 「私たち」という定義
- 私たちモデルとは、特に身体能力が優れているわけではない人たちを指しており、世の中の99%はそういった人たちです。つまりは「普通の人」のことです。
- サーフィンは自己満足ではいけない
- サーフィンは自己満足ではいけないというのは私の持論であり、サーフィンの核心でもあると思っています。「周囲の目なんて気にしない」と強がる人ほど実は気にしているものです。
- サーフィン保険
- 生命保険はたいがいの方は入っておられますが、傷害保険にまで入っておられる方はけっこう少ないようです。
- 沖に出るのが怖いとき
- パドリングが楽になれば恐怖心は完全に払拭されるのでしょうか。答えはノーです。たしかに以前よりは怖くなくなりますが、全く平気になることはないでしょう。それはなぜ?
- 上達しない自分は諦めるべきなのか
- 私の元には「まだ横に走れません」という方が来られますが、中にはサーフィン初めて10年以上という方もちらほら。では、もう諦めるべきなのでしょうか。その答えは絶対に「NO!」です。
- ショアブレイクの危険性
- ショアブレイクで死にかけた人はたくさんいますので、みなさんもじゅうぶん気をつけてください。