波のピークを見極める
大阪からサーフトリップに来られた新庄さん(Sさん)のサーフィン・ビデオ撮影クリニックです。サーフィンEブックを購入いただいた方なら無料です。
見てのとおり、新庄さんはほとんど波に乗れていません。一番の原因は波のピークが見えていないことです。「波のピーク」というのは最初にブレイクする個所のことですが、ここでは「波が今そこで割れているところ」も含みます。
新庄さんは波のピークを全く気にしていないので、グーフィーの波を強引にレギュラーに乗ったり、ピークが消滅してスープになってしまった波にテイクオフしています。ピークを捕まえるにはパドリング能力が不可欠ですが、このようなランダムブレイクの波であれば運良くピークを拾うことが多々あります。しかし、それでもピークを意識していないと上手く乗ることはできません。
ちなみに新庄さんが履いているリーフブーツはこれ↓です。
![]() 柔軟な新配合フォームとの組み合わせにより素足感覚!12 O'NEILL リーフブーツ 忍者サマーソック... |
リーフポイントではブーツが必需品ですが、真夏にブーツはうっとうしいですよね。でも、このブーツは薄手のソックスタイプなので違和感がありません。
そして、次に問題だったのはスタンス。「なんかスタンスがきまらないんですよね〜」と反省していた新庄さん。たしかにスタンスがよくありません。つまり、テイクオフしたときの前足を置く位置ですね。これが適正でないのでボードが加速しないし、コントロールできないし、波に置いていかれてしまいます。
第2ラウンドの前に、とりあえず応急処置をしました。そうしたところ、スタンスに関しては大きな改善が見られました。続きはこちら。
- サーフィン上達と挫折
- いくらやってもテイクオフすらままならない。おそらくそんなところではないでしょうか。しかし、それが普通なのです。野球やサッカーなど他のスポーツと同じと思ってはいけません。
- サーフィンが上手くなる条件
- 一人で海に行く人はサーフィンが上手くなります。いつも仲間とワイワイやってる人よりも、一人で行動している人の方が間違いなくサーフィンに集中しています。
- 沖に出るのが怖いとき
- パドリングが楽になれば恐怖心は完全に払拭されるのでしょうか。答えはノーです。たしかに以前よりは怖くなくなりますが、全く平気になることはないでしょう。それはなぜ?
- サーフィン理論と体力
- 目からウロコが落ちるとは正にこのこと、その理論と解説を聞いたら突然パッと視界が開けたのです。「そうか、そういうことか」と。
- サーフィン上達の法則
- 「サーフィン早期上達のカギはビデオ撮影にある」といっても過言ではありません。一昔と違い、今では高倍率ズームレンズの新品ビデオカメラが2万円台で買えてしまいます。
- サーフィン上達ステップを見直す
- サーフィン初心者、初級者が短期間でみるみる上達するサーフィンの極意をここに公開いたします。誰も言わない、誰も書かないサーフィンの理論は必見です。
- サーフィンのマナー
- サーフィンのマナーというかルールですのでこれだけは絶対に憶えてそして守ってください。波に乗れるのは基本的に1人のサーファーだけです。
- サーフィン適格を診断します
- 足首が柔軟な人ほどサーフィン初心者脱出が早いです。それはテイクオフが上手くできるからです。
- サーフィン保険
- 生命保険はたいがいの方は入っておられますが、傷害保険にまで入っておられる方はけっこう少ないようです。
- ショアブレイクでサーフィン
- ショアブレイクとは岸辺でブレイクする波のこと。ショアブレイクはスキムボード用の波ですが、チューブを巻くことが多いのでボディーボーダーも大好きです。
- サーフィン理論の重要性
- 勝手ながらはらさんは「師」だと思ってます。これからも楽しくそして少しでも上手くなってサーフィンライフを充実したいです。
- 「私たち」という定義
- 私たちモデルとは、特に身体能力が優れているわけではない人たちを指しており、世の中の99%はそういった人たちです。つまりは「普通の人」のことです。
- サーフィンは自己満足ではいけない
- サーフィンは自己満足ではいけないというのは私の持論であり、サーフィンの核心でもあると思っています。「周囲の目なんて気にしない」と強がる人ほど実は気にしているものです。