ロングボードを魚雷にしないために
宮崎の青島ポイントは今日も小波のファンウェーブ。ビギナーにとってはこれ以上ない練習日和となりました。
しかし、そんな平和な海で驚きのシーンを私は目撃してしまったのです。
私が沖へ向かっているとロングボードのお兄さんがテイクオフしてきました。見ると、ロンボの進行方向にはボディーボードの女子がいるではありませんか。彼女の前をパドリングしていた私は危険を感じながらも「避けるよね」と思っていたのですが...
ロンボのお兄さんはそのまま直進。どうやらターンができないみたい。
ヤバいぞ
と、そのとき彼はボードから飛び降りました。お尻から落ちたので、そうするとボードを前に蹴りだす形になるわけでして...
誰も乗っていないロングボードが〜
女子の首を直撃
私も長年サーフィンをやっておりますが、こんな「最悪のシーン」を目撃したのは初めてです。
誰かに当たりそうなときにボードから飛び降りて危険回避する場合、絶対にお尻から落ちてはいけません。つまり、落ちるなら頭から突っ込んでください。
どうしてお尻から落ちてしまうかといえば、それは自分がケガをしたくないからです。しかし、相手の安全を最優先するならば自分はボードと相手の間に入らないといけません。
一番いいのは、ボードから前方に飛んで相手に抱きつくことです。
コンテンツ
- 狙った波は絶対に逃さない
- ロングボードはなぜノーズダイビングしやすいのか、ノーズダイビングしないためにはどうすればいいのか。
- ロングボードは簡単か
- プロの試合を見ていてわかるように、海が荒れたときのロングボードは悲惨です。ショートの試合は決行されているのに、ロングは中止とか会場移動とかよくある話です。
- ロングボードはスタイリッシュに
- サーフィンの基本は内股。技術的にも、そして見た目的にも。それがロングボードであればなおさらのこと。オシャレに、スタイリッシュに乗りたいから。
- ロングボード向きの波
- ロングボード向きの波とショートボード向きの波が明らかに違うと思ってらっしゃる方。おそらく、その方たちはロングボードのほんとうの楽しさをまだ理解されていないはずです。
- サーフィンライフ
- 待ちに待って、待ち疲れ、発注の記憶が遠のいたころに出来上がってくるのがサーフボード。それは、まさにサプライズの瞬間。それを、しばらくの間は”めでる”のです
- ショートボードは意味なし
- ロングボーダーにとってショートボードは意味あるのでしょうか。ときどき質問されるのですが、「意味ありません」ときっぱりお答えしています。
- ロングは年寄りが乗るボード?
- そこそこ上手くて若い人に「私もサーフィンしてるんです」と言うと、きまって「ロングでしょ」と返されます。これって何なのでしょう。必ずそういうリアクションなのですから。
- ロングボードはなぜ疲れるのか
- ロングボードはショートボードのように簡単にテールが沈まない(水面にフラットに浮いてしまう)ので、きっちり上体を持ち上げないと腕を回転させにくいです。
- ロングボードでは乗れない波
- この波はロングボードの波ではありません。野球場でサッカーの試合をするようなもので、つまり、試合会場がまったくトンチンカンなのです。
- ロングボードに飽きる理由
- 5本も波に乗ったら腹いっぱいってかんじ。ロングボードの方で、いつもそんな思いをしておられる方は多いのではないでしょうか。それはなぜか。
- ロングボードのリスクマネージメント
- いずれショートに乗りたい人でもまずはロングボードを私は勧めますが、このリスクマネージメントは是非習得していただきたいものです。
- ロングボードもカットバックが簡単?
- ロングの方がショートよりもカットバックは成功しやすいのです。ロングボードは波のボトムにいてもカットバックできてしまうからです。