サーフィンライフ
草野球であろうが草サッカーであろうが、その”乗り”はどうしても体育会系にならざるをえません。「試合に勝つ」という最終的な目的においては、学生リーグやプロリーグと同じだからです。そういう目で見たときサーフィンの場合、いろんな”乗り方”があるんですね。この表現は「ボードに乗る」というのとひっかけてみましたが、つまりはサーフィンライフの有様です。
”めでる”という言葉をご存じでしょうか。これはひょっとして日本語だけにある表現かもしれませんね。例えば「京都の紅葉をめでる」みたいに使います。目で見て心の充実に浸ることだと理解しています。最近流行りのフィギュア(精巧に作られた人形)などは、”めでる”楽しみなのでしょう。いきなり話が飛んだとお感じになったかと思いますが、そうではありません。”めでる”サーフィンライフというのも、間違いなくあります。「美しい海の景色をめでる」というのもいいですが、私がここで強調したいのはギア(道具)です。つまり、サーフボードのことなのですが。
サーフボードというギアは本当に特殊なものだとつくづく思います。特注するのが一般的なのですから。普通のスポーツにおいて道具を特注するなんてありえないことです。有名なプロ選手であれば試合で使う道具を特定の職人に作ってもらうのでしょうが、そうでないかぎりありえません。どういうボードを作ってもらうか。サーフィンライフのワクワク感は、まずはそこから始まります。なんて素敵な世界。新車が納車される日は実に待ち遠しいものです。サーフボードが納品されるまでには車とは比較にならないほど待たされます。しかし、それは世界に一つしかない自分専用のギア。「待つかいがある」とわかっているから辛抱できるのです。
待ちに待って、待ち疲れ、発注の記憶が遠のいたころに出来上がってくるのがサーフボード。それは、まさにサプライズの瞬間。それを、しばらくの間は”めでる”のです。「サーフボードをめでる」というサーフィンライフ。ロングボードは特にそう。高級なボードになれば、そのまま部屋のインテリアになってしまうこともよくある話。
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