ロングボード向きの波

テイクオフ成功の法則



ロングボード向きの波

よく言いますよね、「この波はロングボード向きだね」とか、「そのポイントはロングボード向きの波ですか?」なんて。そこで私が考えるロングボード向きの波とは、

 

 

 

 ■ 遠い沖から割れ出して、インサイドまで続く波

 

 ■ 右から左、または左から右へと規則正しく割れる波

 

 ■ オフショアの面ツルで、軽くチューブぎみの波

 

 

 

 

どうでしょう、これを見てどう思われますか。ロング向きの波とは、実はショート向きの波でもあるのですね。ロングボードはノーズライディング抜きには考えられませんので、2番目と3番目は必ず条件として入ってきます。そうすると、その波は”ショートボーダーが泣いて喜ぶ波”なのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロングボード向きの波とショートボード向きの波が明らかに違うと思ってらっしゃる方。おそらく、その方たちはロングボードのほんとうの楽しさをまだ理解されていないはずです。そしておそらく、テイクオフが簡単にできればそれでいいと思っておられるはずです。つまりそんな方たちの考えるロングボード向きの波とは、「波が切り立つ前にダラダラと崩れてスープになっていく波」ではないかと想像するわけです。

 

 

そうではありません。そうではないことを認識した上で、そういったダラダラの波でとりあえず基本を身に着けるのはいいと思います。そしてその後もっとステップアップしたいのであれば、なるべく私が書いた3つの条件を満たした波を狙っていってください。そうでないと、いつまでたっても”ただのサイドライダー”になってしまいますから。

 

 

もう一つ付け加えるとすれば...ロングボード向きの波とは、”セットの間隔がじゅうぶんに長い波”です。そう、それがショートボードとは決定的に違う部分でしょうか。ドルフィンスルーができないので、これは重要な条件になります。

 



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